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更新日:2021年3月10日

令和3年3月11日号(こうとう区報)テキスト版1面

障害者の意思疎通手段 6 ~手話を知ろう~

手話は、聴覚障害者が手や指の動作、顔の表情などを使ってコミュニケーションをとる言語のひとつです。

言語のひとつであるため、日本語と英語が異なる言語であるように、世界共通ではなく、国内でも地域や世代によって表現方法が異なります。

また、手と指の動作のみでコミュニケーションを行うものというイメージを持つ方が多いかと思いますが、手と指の動作だけでなく、顔の表情や動作によっても、疑問文や命令文などの文法的意味を持たせることができます。

このように独自の言語体系を有することから、日本においては、「障害者基本法」に手話が言語であることが明記され、江東区においても、昨年4月に「江東区手話言語の普及及び障害者の意思疎通の促進に関する条例」が施行し、手話は言語であることについて普及を行っています。

氏名の手話

ここからは言語学習において最初に学ぶ氏名の手話表現について紹介します。

手話における氏名の表現は名字を手話、名前を指文字で表すことが多いです。

例えば、「佐藤太郎」さんだと、「佐藤」は「砂糖」や「甘い」という表現と同じ手話で表し、「太郎」はひらがなの「たろう」を指文字で表します。

また、名字の手話表現は歴史上の人物が由来となっているものもあり、「佐々木」や「加藤」の手話はある歴史上の人物が由来となっています。

このように、氏名の手話は表現方法がさまざまです。インターネットなどで氏名の手話表現を調べることができますので、興味がある方はぜひ調べて、自分の氏名の手話表現を覚えてみませんか。

コラム(佐藤)

佐藤(右手の平を口の前で、2回まわす)

 

コラム(た)

た(アルファベットの「t」)

 

コラム(ろ)

ろ(カタカナの「ロ」)

 

コラム(う)

う(アルファベットの「u」)

【問合先】障害者施策課施策推進係☎3647-4749、℻3699-0329

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