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更新日:2017年1月19日

定例記者会見 平成24年7月12日分

1.こうとうこどもカヌー大会2012の開催について

江東区は、たくさんの川や、海に囲まれている「水彩都市・江東」という特徴がある区です。この水辺をもっと活用すべきだと考えまして、私は区長になってすぐカヌー部を作りました。そして昨年は竪川の河川敷にカヌー・カヤック場を作りまして、こどもも大人もカヌーに親しんでもらおうと、水上スポーツを一生懸命振興してきました。
それだけではなく、これからもっともっと水彩都市の魅力を多くの区民にあじわってもらいながら広く発信していくため、「こどもカヌー大会」を9月23日に開催します。カヌー大会というと競技みたいに思うかもしれませんが、私自身は水上運動会という思いです。
対象は小学生4年生から6年生までで、場所は旧中川の河川敷。この旧中川の河川敷は先日、東京都による40年かけた整備が終わりました。この川は、都会にはない、田舎の川。田舎の川っていうのはまずいのかな。川のそばに石ころが並んでて、川にじゃぶじゃぶ歩いて入れるような、そういう川が整備されました。だから、ここで大会をやろうと思いました。小名木川と旧中川の合流地点に200m6コースを作って、江東区カヌー協会のバックアップを得てやります。
こどもたちの安全は、ちゃんとセーフジャケット着て溺れないようにしますし、事前に講習会をするなど、安心して参加できる大会にします。

こうとうこどもカヌー大会を開催

こうとうこどもカヌー大会を開催

2.スポーツ祭東京2013のリハーサル大会の開催について

平成25年に行われる「スポーツ祭東京2013(東京国体)」のリハーサル大会を開催します。江東区では、水泳とセーリングとライフル射撃の3つの競技が行われます。実際の大会に控え、運営が上手くいくようにそのリハーサル大会を8月から行います。これにより、本大会に向けて気運醸成を図ると共に、大会関係者をおもてなしするための取り組みを進めていきます。
場所は、辰巳国際水泳場、若洲ヨット訓練所、新木場の警視庁術科センターと、いずれも臨海部にあります。臨海部は、江東区の特徴であり、東京ゲートブリッジの開通もありましたし、そうした意味で江東区を全国にアピールするいいチャンスであろうと思っています。
また、オリンピックの東京招致へ向けた気運を盛り上げるためにも、リハーサル大会から一生懸命努力をしていきたいと思います。

3.「STEP江東」のソーラーカーレース鈴鹿2012への参戦について

8月に開催される「ソーラーカーレース鈴鹿2012」に去年に引き続き参戦いたします。
STEP江東は、今年3月に設立された区民チームで「江東ソーラーカー・テクノロジー・エコ・プロジェクト」の頭文字をとった略称になります。
区のソーラーカー事業は、「江東区ソーラーカーチャレンジ計画」として、平成21年度から3年間にわたって行ってきました。計画の終了に伴い見直しを行い、3年間の経験とノウハウを活かした「区民チーム」を主体として、行政と区民・協力事業者等による協働事業として事業継続をしていくこととし、名称を「江東区ソーラーカー活用事業」に変更いたしました。
メンバーは、中高生11名、大人6名の計17名で、日曜日を中心に積極的な活動を展開しています。
参戦するクラスは、昨年と同じENJOYⅡクラスです。約6キロの鈴鹿サーキット国際レーシングコースフルコースを使用し、走行した週回数を競う4時間耐久レースです。
前回は、初出場ながら総合10位・クラス5位・週回数35周の成績を収め、非常に高い評価をいただきました。こども達も引き続き続けたいという熱望があったものですから、区民チームとしてまた作って出場することになりました。チームには大人も入っていますが、大人は町の中小企業(鉄工所)のおやじさんたちがお手伝いしてくれています。こどもと大人が一緒になって、力をあわせて頑張っている姿っていうのは、非常に嬉しいかぎりでございます。

昨年のレースの様子

昨年のレースの様子

4.大学と連携した授業改善支援チームの小・中学校への派遣について

7月から大学との連携による事業改善支援チームを小・中学校に派遣し、学校内での研修を推進します。この事業は「教育推進プラン・江東」の重点プロジェクトにあります「教師力の向上」の中に位置付けられており、校内研修の充実を図り、教員、特に若手教員の力量を高めることをねらいとして、実施するものであります。
先生の指導力っていうのがまず大事。今江東区には、若手教員が毎年100人くらい新規採用で入ってきます。そういう若い教師をしっかりと指導力をつけていくということは、学力向上、あるいは体力、徳育などに大きな影響を及ぼすので、今回大学と連携したチームを作って、若手教員を伸ばそうということになりました。
授業改善支援チームは、大学教授・学校管理職OB、指導主事、教員志望の学生で構成され、7チーム編成します。小中学校12校18名教員に対して、年間五回程度、のべ75回の派遣を予定しております。継続的に若手教員の授業観察と分析、教授による指導を行っていきます。
定期的にチームを派遣することにより、教員は自分自身の授業について分析を行い、課題が明確になります。これにより、専門的な知識や技能が修得でき、授業力の向上が期待できます。また、自らの教科指導等の専門性を高めることで、児童生徒の確かな学力の定着につながります。さらに、各学校の授業改善のプロセスをまとめ、事例紹介することで他の学校、先生学校にも広めていきます。
今年度は、昭和女子大学、東京福祉大学、二松学舎大学、目白大学と連携し、事業を進めてまいります。このように大学と連携した支援チームの派遣は、23区でも例のない初の取組になります。

5.東京8号線(豊洲~住吉間)事業化検討委員会の開催について

区は8号線豊洲~住吉間の整備について、長期計画の重点プロジェクトに位置付け、早期整備に向けた具体的な検討を今日まで進めてまいりました。
区長になって、8号・11号の延伸をやってきたのを第一段階として豊洲~住吉に絞ってやろうということになりました。区は建設のための基金を積み立て、現在15億円の基金を積んだところです。これにより、江東区の意欲というものを国や都に対してアピールし、早期事業化を促しています。
また昨年度は、鉄道整備に精通する学識経験者を座長とし、国、東京都、東京メトロがオブザーバーとして参画する「東京8号線事業化研究会」を開催いたしました。
その結果、適正な収支採算性が確保できる整備計画案がまとまり、本路線の整備が、時間短縮に非常に大きな効果をもたらし、さらには、東西線など車内混雑が課題となっている周辺路線の混雑緩和に寄与するなど、高い整備効果を改めて確認したところであります。
また、国の「都市再生緊急整備地域の地域整備方針」の中で、「地下鉄8号線の延伸を検討」と明記されたほか、都が策定した「2020年の東京」においても、初めて地下鉄8号線の整備について記載されました。
これらの動向を踏まえつつ、今年度は、昨年開催した研究会を発展させ、3名の学識経験者、関係機関部長級委員等で構成される「東京8号線事業化検討委員会」を設置し、7月10日に、その第1回を開催したところであります。
本委員会は、整備計画案をより高度な次元で確認するとともに、補強すべき検討を実施したうえで、区の整備計画案の最終調整を図ることを目的に開催しているものです。これを基盤に早く整備計画ができるようにと思っています。
この8号線については、かつて運政審(運輸政策審議会)の答申の中で平成27年までに、整備着手すべき路線という位置付けになっています。その27年の前、26年になんとか国で予算がつけばいいと思っていまして、それに向けてこの委員会を中心に区をあげて全力投球していきたいと思っています。

地下鉄8号線(豊洲~住吉間)延伸位置概略図

地下鉄8号線(豊洲~住吉間)延伸位置概略図

6.その他(被災者による東京ゲートブリッジでの出店について)

先日、ゲートブリッジ行きまして、あそこを見ていて、ここで何か物を売ったら売れんじゃないかと思って、被災者の『東雲の会』の方々に、「どうだ、テントでも出して物売ったらどうだ」と言ったら、喜んで「よしやろう」ということになりました。
東京ゲートブリッジに上がるエレベーターのすぐ近くに、場所を作りまして、カキ氷やカットフルーツ、さらに飲み物を14日(土曜日)から販売します。秋ぐらいまでそこでお店を開いて、ゆくゆくは、焼きそばとか、すいとんなんかも販売してもらう。あそこ食べるところないですから、200円、300円ぐらいだったら、たくさん売れる。売れれば元気がでると思いまして、場所を提供することにしました。

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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