ここから本文です。
更新日:2022年10月21日
秋といえば、「スポーツの秋」や「読書の秋」のほか、「食欲の秋」でもあります。野菜や果物など実り多いこの季節に、自然の恵みに感謝し、おいしくいただくことは、日々の生活に喜びと潤いをもたらしてくれます。
一方、日本国内でまだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」の量は、令和元年度で570万トンに及んでいます。
食品ロスについては、近年、地球環境への影響も指摘されており、食べずに捨ててしまう食品であっても、原料となる作物を育て、加工し、運び、調理するといった過程で資源やエネルギーが使われるとともに、地球温暖化の要因となる温室効果ガスも排出されています。
こうした中、区では昨年7月に、2050年までに区内の温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「ゼロカーボンシティ江東区」の実現を目指すことを表明し、さまざまな施策を行っています。
このうち食品ロス削減については、家庭で余った食品を持ち寄り、フードバンク団体等を通じてこども食堂などへ提供する、フードドライブを進めています。
また今年度は、環境への意識向上を図るため、環境に関する知識が幅広く身につく「江東区環境検定」を新たに実施します。
さらに、次世代自動車購入助成の拡充や電気自動車充電設備助成の創設等、ゼロカーボンシティへの取り組みにかかる補正予算を編成し、現在開催中の第3回区議会定例会において、ご審議いただいているところです。
区では今後とも、区民の皆様のご協力を得ながら、ゼロカーボンシティの実現に向けた諸事業を着実に進めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください