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更新日:2022年5月2日
昭和47年は、札幌冬季オリンピックや沖縄返還など、昭和史に残る出来事があった年でしたが、この年の3月に、地下鉄8号線は初めて国の審議会で答申されました。
以来、地下鉄8号線の延伸は、昭和、平成、令和の時を経て、およそ50年に渡り、本区の悲願であり、また、本区の更なる発展のために解決すべき重要な課題とされながらも、長らく実現には至りませんでした。
しかし、区と区民や区議会の皆様が一つになって必要性を訴え、私自身もあらゆる機会を通じて国や都に働きかけを行った結果、3月28日、東京メトロによる地下鉄8号線延伸の鉄道事業が国から許可され、2030年代半ばの開業を目指し、事業着手されることとなったのです。
今日に至るまで、区民や区議会の方々に多くのご尽力をいただいたことにつきまして、深く感謝申し上げます。
一方で、本事業はようやく緒についたところであり、区では、その整備効果を区全体に広めるため、更なる取り組みを進めてまいります。
とりわけ、2つの中間新駅をはじめとした沿線地域のまちづくりを進めることが、区の重要な役割であることから、今年度、地域の方々をはじめ区民等のご意見を伺いながら、新たに「(仮称)地下鉄8号線沿線まちづくり構想」を策定し、目指すべきまちの将来像をまとめます。
地下鉄8号線の延伸により、交通利便性の向上や地域間の交流の促進とともに、新たなまちづくりによる地域の活性化が図られることとなります。
生活しやすく、住んでいて楽しい、魅力にあふれた江東区の更なる進化にご期待ください。
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