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更新日:2021年9月1日
新型コロナウイルスの影響により史上初の延期となった、東京2020オリンピック競技大会が、8月8日閉幕しました。
今大会は、緊急事態宣言により、ほとんどの会場が無観客開催となり、公道での聖火リレーも中止となりました。たくさんの人々が世界中から東京に集い、興奮と熱狂に包まれる大会を期待していた私としては、大変残念な思いです。
しかし、今大会から採用されたスケートボード競技のストリート種目では、東砂小学校・砂町中学校卒業の堀米雄斗選手が、初代「金メダル」王者の快挙。バドミントンでは、日本ユニシス(本社豊洲所在)から3選手が出場し、渡辺勇大選手と東野有紗選手が混合ダブルスで「銅メダル」を獲得する等、江東区ゆかりの選手が大活躍した大会となりました。
1964年の東京大会当時、東京のごみの最終処分場であった夢の島は、「ゴミの島」とも言われました。区民の犠牲のもとに造成された埋立地が競技場の建設地となった、新たなまちの風景と、躍動する選手の姿を見て胸が熱くなりました。
江東区のこどもたちには、オリンピックを是非、生で感じてもらいたいと思い、競技場での観戦を計画しておりました。無観客開催のため、画面を通してとなりましたが、世界一流の選手達が活躍する姿を見て、何か一つでも、心に残る事を感じてくれていればと願っています。
さて、今月開催されるパラリンピックのカヌー競技には、区立中学校カヌー部出身の瀬立モニカ選手が出場します。江東区の海の森水上競技場で、地元出身の選手が活躍することを大変期待しています。
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