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更新日:2021年10月6日
7月下旬から始まった新型コロナウイルスの第五波では、区内でも、一日200人を超える感染者が発生しました。
本区では、65歳以上の高齢者へのワクチン接種をいち早く進めたため、第五波の新規陽性者に占める高齢者の比率は、低く抑えられました。その一方で、30代以下の若年層の感染者は全体の約6割を占めました。
9月7日までに1回目の接種を終えた方は、接種対象者の6割を超えたものの、国からのワクチン供給量の激減により、若年層は約4割と低迷しています。
7月下旬からのワクチン供給量は、本区希望量の半数近くまで減少し、8月末以降は4分の1しか供給されていません。
ワクチンの確保に困難を極める中でも、感染不安が深刻化している妊婦の方や、受験生への優先予約枠の開設、寝たきりの方への自宅訪問接種等を進めてきました。
また同時に、30代以下の若年層への予約枠の新規開設や、モデルナ社製ワクチンの追加調達等を行い、区民全年代への接種拡大をしておりますが、国が示す10月末までの接種完了の見通しは、未だ立っていません。
新型コロナウイルスとの戦いはまだ続きます。感染の再拡大に備えるため、感染症患者を受け入れる区内医療機関への区独自補助の拡充や、患者搬送体制の強化、喫緊の課題等への対応の経費として、今年度5回目となる、総額39億300万円の補正予算を編成いたしました。
新型コロナの収束に向け、対策を強化するとともに、一日も早く、ワクチン接種を希望するすべての方が接種できるよう、区一丸となり全力をあげて取り組んでまいります。
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