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更新日:2021年7月1日
これから始まる台風シーズンは、豪雨などによる災害リスクが高まる出水期となります。
近年台風等による記録的な大雨で、日本各地に甚大な被害が発生しており、一昨年の10月に発生した台風第19号の際には、荒川の水位上昇により、氾はん濫らんの恐れが高まったため、区東部の地域に避難勧告を発令しました。
大雨による避難勧告は、本区では初めての事でありましたが、本年5月の災害対策基本法の改正により、これまでの「避難勧告」が廃止され、「避難指示」に一本化されました。
今後は、これまでの避難勧告のタイミングで避難指示が発令されます。避難指示が発令されたら、危険な場所から必ず避難をして下さい。
ただし、「避難」とは「難」を「避」けることであり、避難所に行くことだけが避難ではありません。大雨・洪水等の恐れによる避難指示の際、想定される浸水深より居室が高い場合等で、自宅での安全が確保できる場合には、避難所の感染症対策の観点からも、自宅に留まる「在宅避難」の検討をお願いします。
なお、在宅で安全を確保するには、区が全戸配布したハザードマップでの浸水深や浸水継続時間の確認とともに、日頃からの備えとして、水・食料の他、携帯トイレ・マスク・消毒液・生理用品等の衛生用品の備蓄が必須です。また、これらの備蓄品は、避難所への避難となった際にも必ず携行して下さい。
こうした区民一人ひとりの自助の取り組みが、区の公助・地域の共助と合わさり、災害時に大きな効果を発揮します。
自分と家族の命を守るため、各々が来るべき災害に備えていきましょう。
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