区政最前線～区長室から～令和3年2月

再びの緊急事態宣言の発令

1月7日、首都圏一都三県に対し、「緊急事態宣言」が再び発令されました。

区では、これ以上の感染拡大を抑えるため、国や都の方針に準じ、区施設の夜8時以降の一部利用制限等、必要な措置を区の対策本部で決定し、即時に対応を開始いたしました。

区民の皆様には、昨年の緊急事態宣言下での自粛生活で、大変なご苦労をおかけいたしましたが、改めて、3密の回避、手洗い・マスクの着用・十分な換気等の基本的な感染対策に加え、不要不急の外出自粛に、ご理解・ご協力をお願いいたします。

12月に入り、感染経路が不明な患者が急増し、区の保健所では、新規感染者の入院調整、濃厚接触者の特定、発熱などの健康不安の相談を、年末年始も休みなく続けてきました。

そして、年明けには、都知事による、緊急事態宣言発令要請がなされました。

こうした状況を鑑み、医療提供体制の崩壊を防ぎ、区民一人ひとりの大切な命を守るため、苦渋の決断でしたが、令和3年成人式の式典の中止を決定しました。

成人式で、旧友との再会を楽しみにしていた新成人やご家族、関係者の皆様に、多大なるご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。

新成人の皆さんは、これからの人生の長い道のりで、時には、困難に直面し、失敗や挫折を経験するかもしれません。しかし、そこから多くを学び、さらに大きく成長できることこそ、若者の特権です。

皆さんが、明るい未来に向かって、これから大いに活躍することを期待し、心からのエールを送ります。