木造阿弥陀如来立像
木造阿弥陀如来立像(長専院)
長専院の本尊。
像高は75.6cm。三尺阿弥陀(さんじゃくあみだ)と称される来迎形式(らいごうけいしき)の阿弥陀如来立像です。この像の造像技法は、「寄木造(よせぎづく)り」(二材以上を規則的に接合して造る技法)、もしくは「割矧造(わりはぎづく)り」(一木を前後または左右に割って、内部を刳り抜いてから彫刻し、接合する技法)です。眼は水晶を嵌めた「玉眼(ぎょくがん)」、表面の仕上げは、肉身には「金泥(きんでい)」、着衣には「漆箔(しっぱく)」が施されています。
形姿と造像技法から、鎌倉時代後期(13世紀後半)の作品と考えられます。保存状態がよく、造立当初の姿をよく残していることは貴重です。
郵便番号 | 135-0022 |
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住所 | 三好1-6-3 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 長専院 |
登録年月日 | 2006年3月27日/2009年3月27日指定 |
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