石造神狐像 一対
境内社殿右手奥、稲荷社の前にある。総高は左右とも120センチ、像高は左45センチ、右44.5センチ。左右の像ともに、鼻をコンクリートで補修しているが、再度欠けている。左の像は首が折れたらしく、コンクリートで継がれている。像と台座は一材。台座と基礎の接合部はコンクリートで補強されている。基礎は剥離が激しい。刻銘は陰刻で、向かって右の基礎(上)に「奉」、背面に「昭和十年六月吉日」、左の基礎(上)の正面に「納」、背面に「改築工事ニ付、之新設ス、氏子中」とある。全て朱が残っている。
銘文により、昭和10年(1935)に新設されたものとわかるが、それはあるいは基礎部分のみで、像自体はそれ以前の作製かと思われる。いずれにしろ近代のものであろう。
郵便番号 | 136-0074 |
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住所 | 東砂6-13-14 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 天祖神社 |
登録年月日 | 2000年3月27日 |
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