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更新日:2025年1月29日

ページ番号:3229

木造勢至菩薩坐像


木造勢至菩薩坐像

勢至院(せいしいん)の本尊です。一木造(いちぼくづくり)、彫眼(ちょうがん)で、頭体と両腕の臂までを一木から彫り出し、両臂より先・両脚部を別付としています。円錐形の宝冠台、両腕の臂より先、両脚部、宝冠、白亳(びゃくごう)は後補です。主に、江戸時代後期頃の後補と思われます。表面には、木屎漆(こくそうるし)による補修の部分が多く、面部・体部のみが当初の姿をとどめています。藤原風のおだやかな彫技がうかがえますが、両頬の引締まった面相を見ると平安時代末から鎌倉時代初期とする方が妥当と思われます。勢至菩薩は、主に阿弥陀三尊の右脇待(わきじ)であることが多く、勢至菩薩が単独でまつられていることは全国的に見ても珍しいものです。また本像は平安時代末から鎌倉時代初期の作であり、勢至院の本尊として安置されていたのも江戸初期にまで遡る可能性もあり、震災・戦災を免れて区内に伝えられたという点でも貴重なものです。

郵便番号 135-0022
住所 三好1-4-5
地区 深川
所在地(所有者) 勢至院
登録年月日 1982年3月15日/1999年3月26日区指定

お問い合わせ先

地域振興部 文化観光課 文化財係 窓口:区役所4階32番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽4丁目11番28号

Fax:03-3647-8470

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