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更新日:2020年9月15日
江東区では現在、区内約3,000か所に街頭消火器を設置しています。鍵などはなく、いつ誰でも使用できる状態に管理しています。これは、平常時では小規模の出火や交通事故等による出火の消火に、また地震等の災害時には出火が発生した時、市街地大火に拡大する二次災害を防ぐ初期消火器具として使っていただくことを目的としています。
設置の考え方としては、地域住民の消火活動がスムーズに行える状況を考え、東京消防庁の作成する延焼危険度に関する資料や地域の不燃化率(※)を参考に設置しています。
普段から街頭消火器の設置場所を確認して、いざという時に使用できるように心がけましょう。
(※)不燃化率とは、その地区にある全ての建物の総建築面積から、耐火・準耐火造の建築面積の占める割合を算出した数字です。
いざという時に街頭消火器を使用するためには、設置場所がどこにあるのか確認が必要です。
街頭消火器の設置場所は、「江東区防災マップ」アプリで調べることができます。
以下のページからダウンロードできますのでご利用ください。
設置されている街頭消火器には、ABC粉末10型消火器と強化液6型消火器の2種類があります。どちらの消火器もA火災(普通)、B火災(油)C火災(電気)すべてに効果はありますが、それぞれに特性があるため、2種類の消火器を配備しています。
ABC粉末消火器10型 | 強化液6型 | |
---|---|---|
総質量 | 約5.0kg~約6.5kg | 約11.0kg~約12.5kg |
薬剤質量 | 約3.5kg | 約6.0kg |
全長 | 約5.0m~約5.2m | 約4.9m~約6.6m |
放射時間 | 約13秒~約17秒(20℃) | 約43秒~約60秒(20℃) |
放射距離 | 約3m~約6m(20℃) | 約3m~約9m(20℃) |
特性 | 速攻で火勢を抑えて消火します。 浸透性がないので可燃物によっては再燃することがあります。 放射時間が比較的短いので、火元を的確に狙うことが大事です。 |
冷却効果が高く浸透性があり、再燃を防止します。 放射時間が長いので落ち着いて消火できます。 |
消火器を使用する際は、自信を持って落ち着いて扱うことが大切です。
江東区総合防災訓練や地域の防災訓練等に参加して、取扱方法を体験し、体で覚えましょう。
使用方法・性能の詳細については、下記関連ページ『出火防止と初期消火』もご覧ください。
火災があり街頭消火器を使用された場合は、詰替えを行いますので、必ず江東区防災課災害対策係まで連絡をお願いします。
総務部危機管理室防災課災害対策係電話番号3647-9587(直通)
(連絡先は街頭消火器の格納箱の側面にも記載があります。)
区では、街頭消火器の設置場所(ご自宅の前や壁面などで周囲の方の目につく所)を提供いただける方を募集しています。住宅が密集している地域の方は、街頭消火器の設置をご検討ください。格納箱の設置・消火器の点検・薬剤詰め替えにかかる経費は、区が負担します。
共同住宅や工場など、消防法で設置が義務付けられている建物周辺への設置は、対象外となります。
格納庫の寸法
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