犯罪被害にあわないために
「特殊詐欺被害防止(特殊詐欺など)」について
なぜ、特殊詐欺(オレオレ詐欺)の被害に遭うのでしょう?
被害者の9割が「自分は大丈夫と思っていた」との調査結果(警視庁調べ)が出ています。
犯人は、自宅の電話に区職員や警察官などのほか、息子・孫になりすまして電話を掛けてきます。
効果のある防犯対策は
詐欺の電話は、自宅の固定電話に掛かってくるケースがほとんどですので、犯人からの電話に出ないことが一番効果的です。
- 自動通話録音機など防犯機器付電話の設置、又は常に留守番電話設定にしてメッセージを確認してから、折り返しの電話を掛けるようにしましょう。
- 区職員を騙った不審な電話を受けた際は、いったん電話を切り、相手が言った電話番号に電話せず、必ず江東区の代表電話(03-3647-9111)から確認してください。
- 息子や孫から電話で至急のお金の援助を頼まれた時は、いったん電話を切り、息子や孫が以前から使っている携帯電話に連絡して確認してください。
還付金詐欺に注意!!
区役所や社会保険事務所などの職員を名乗り、医療費等の還付金や返戻金名目で、あたかも医療費等を還付するなどの手続きであるかのように装って、ATMまで誘導し、携帯電話でATMの操作を指示して、自己の口座から犯人の口座へ現金を振り込ませようとする還付金詐欺が多発しています。
区役所などがATMの操作を指示して、医療費等を還付することは絶対にありません。
手口の特徴
- 手続きの期限を「今日中」「1時間以内」などとせかし、冷静に考えたり周囲に相談したりする余裕を与えません。
- 金融機関店舗のATMコーナーでは金融機関職員が声かけを行うなどの対策をとっているため、操作の様子が周囲から見過ごされがちな無人ATMへ誘導されるケースが目立ちます。
- ATMの前で、電話でやりとりしながら残高照会などの簡単な操作を指示しているうちに「エラーが出ますので、一旦振り込んでみてください」などの巧みな言葉で誘導して、現金を振り込ませます。
電話が掛かってきたら
110番若しくは最寄りの警察署にすぐに連絡してください。
- 深川警察署(電話番号)03-3641-0110
- 城東警察署(電話番号)03-3699-0110
- 東京湾岸警察署(電話番号)03-3570-0110
預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺盗に注意!!
ニセモノの職員証などを持ち、警察官や銀行協会員などになりすました犯人が、キャッシュカードをだまし取る「預貯金詐欺」、キャッシュカードを封筒などに入れさせ、すり替えて盗む「キャッシュカード詐欺盗」が多発しています。
警察官や銀行協会員などがキャッシュカードを取りに来たり、暗証番号を聞いたりすることは絶対にありません。
手口の特徴
- 警察官や銀行協会員、百貨店員などになりすまし「あなたのカードが犯罪に使われているので、交換する必要があります。」などと言って暗証番号を聞き出し、キャッシュカードをだまし取ろうとします。
- キャッシュカードを封筒などに入れさせ、封印のために印鑑を取りに行かせている隙に、封筒ごとすり替えてキャッシュカードを盗もうとします。
電話が掛かってきたら
110番若しくは最寄りの警察署にすぐに連絡してください。
- 深川警察署(電話番号)03-3641-0110
- 城東警察署(電話番号)03-3699-0110
- 東京湾岸警察署(電話番号)03-3570-0110
防災用品送り付け商法に注意!
- 江東区役所福祉課の職員を騙り、江東区内在住の高齢者のお宅に、世帯構成等を尋ねた上で、「江東区役所福祉課から区内在住の一人暮らしの高齢者の方に防災用品を無料で配布しています。」という電話が入ったとの相談が寄せられています。
- 江東区役所福祉課から、このようなご連絡は一切しておりません。
- この電話の後、防災商品配付を希望したとして、防災用品が送りつけられ、代金を一方的に請求されるおそれがあります。
商品を送りつけられ、代金を一方的に請求されたらどうしたらよいか
- 注文していない商品を、勝手に送り付け、その人が断らなければ買ったものとみなして、代金を一方的に請求する商法は、ネガティブオプションといい、手を変え品を変え、様々な商品を送り付けて、しつこく代金を請求するという被害が後を絶ちません。
具体的対処方法
- 商品を返送する意思がある場合→受領拒否する、送り返す
- 商品を返送する意思がない場合→送り返さなくとも問題はありません
商品を受け取ってしまった場合でも、商品を受け取った日から14日間経過したとき、または引き取りを請求してから7日間経過した場合は処分しても大丈夫です。
ただし、期間経過前に商品を使用したり、消費した場合は、購入を承諾したものとみなされますので注意してください。 - 請求書がしつこく送られてくる場合→受領拒否する
請求書の入った封筒を開封せず、「受領拒否」と朱書してポストに入れて送り返す。
車上ねらいの被害に遭わないために
自動車の車内から金品を盗み出す「車上ねらい」が発生しています。日ごろから次のことを守り、被害に遭わないように注意してください。
- 車から離れるときは、必ずキーを抜いてドアロックをしましょう。
→ロックしたつもりでもロックされていないことがあるので、必ずドアノブを手で引いて確認しましょう。 - 車内にバッグ等を置かないようにしましょう。
→ドアロックをしていても、車外から小銭やバッグなどが見えると、車上ねらいのターゲットになります。 - スペアキーをバンパーの裏などに貼り付けたりするのはやめましょう。
→泥棒は、簡単にスペアキーを見つけます。 - 警報ブザー等を活用しましょう。
→窓ガラスの破壊や衝撃、不正なドアの開閉に反応して警報音を出す警報ブザー等を設置すると効果的です。
放火に注意!!
放火事件の多くは、路上のゴミや駐車中の車両等のシートカバーに対して行われますが、連続性、模倣性があるとともに、一般家庭に延焼すれば大惨事となるおそれがあるなど、地域住民の皆様に大きな不安感を与える犯罪です。放火事件を発生させないために、次のことについて注意してください。
- 建物の外周を整頓し、ダンボール箱やゴミ等の可燃物を置かないようにする。
- 幌付きの自動車、可燃物を積載したトラック、シートカバーをかけた自動車・オートバイ等は路上に放置しないようにする。
- ゴミ等はゴミ収集日あわせて、収集時刻の直近に出すように努め、ゴミ等を夜間放置することのないようにする。
- 空き家や新築中の家等、居住していない家屋は、施錠をするなど管理を徹底するとともに、時々見回って点検をする。
- 不審な者がうろついている場合、事件が発生した場合は、すみやかに110番通報する。
自転車・オートバイの盗難被害に遭わないために
通勤・通学、買い物などに使用する自転車・オートバイの盗難被害が多発しています。
しかも、これらの盗難自転車・オートバイが、犯罪の手段や逃走の足として利用されることがあります。
日ごろから次のことを守り、被害に遭わないように注意してください。
自転車盗の防犯対策
- 自転車から離れるときは、わずかな時間でも必ずカギをかけましょう。
- カギは複数かけましょう。自転車をワイヤーロック等でチェーン用バーラックなどの固定物につなげておくと更に効果があります。
- 路上に放置せず、明るく監視の行き届いた駐輪場に停めましょう。
- 必ず防犯登録をしましょう。
オートバイ盗の防犯対策
- わずかな時間でもオートバイから離れるときは、キーを抜きましょう。また、収納ボックスやヘルメットホルダーにキーを付けたままにしていないか確認しましょう。
- 確実にハンドルロックをしましょう。
- 丈夫なU字ロック、ワイヤーロックなどで補助ロックをしましょう。
- 路上に放置せず、明るく監視の行き届いた駐輪場に停めましょう。
- 車体が揺れるとアラーム音を発するイモビアラームなどの防犯機器を活用しましょう。
- グッドライダー・防犯登録をしましょう。
ひったくりに遭わないために
ひったくり被害者のほとんどが女性で、深夜、裏通りを帰宅途中に被害に遭うケースが多くあります。
予防策
- 夜歩く時は、暗い裏通りは避け、明るい道を選んで歩きましょう。
- 手荷物などは車道側でなく建物側に持ちましょう。
- 自転車の前カゴに手荷物を入れる場合は、防犯ネット等をかけましょう。
- バイクや自転車が背後から近づいてきたら、手荷物を抱えるなど、ひったくられないように注意しましょう。
万が一、ひったくりに遭った時は、大声を上げて周囲の人に知らせ、すぐに110番通報しましょう。また、ひったくりを目撃した方も、すぐに110番通報をお願いします。
我が家の安全点検チェック・住宅の防犯チェック・安全で安心して暮らすためのマニュアル・防犯パトロールマニュアル
我が家の安全点検チェック表と住宅の防犯チェック表・安全で安心して暮らすためのマニュアル・防犯パトロールマニュアル(PDF)を掲載をしています。ご利用ください。
関連ドキュメント
- 家族全員!身の回りの安全チェック(PDF:250KB)(別ウィンドウで開きます)
- 住宅の防犯チェック(PDF:782KB)(別ウィンドウで開きます)
- 防犯パトロールマニュアル(PDF:2,315KB)(別ウィンドウで開きます)
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