ここから本文です。

更新日:2019年8月23日

定例記者会見 令和元年8月7日分

不発弾処理の完了と今後の不発弾の処理について

 7月28日に2発目の不発弾の撤去作業を行い、無事に不発弾を処理することができました。そして、また同じマンションの工事現場で3発目が発見されました。3発目については、改めて今後処理することになります。

手づくりショップ「るーくる」開店10周年について

 区役所の2階にある「るーくる」という売店ですが、区内29もの障害者施設の皆さんが協力し合って運営が行われております。区民の方が区役所に手続きに来たときに、そこでコーヒーを飲んだり、お菓子を食べたり、雑貨を買ったりといった憩いの場所になっており、大変喜ばれております。

 この「るーくる」という名前には、地域に根差すという意味の“ルート”と、いろいろな施設が協力し合い輪をつくる“サークル”とが一体となる意味が込められています。

 障害のある方が施設で作業を行うだけでなく、外に出て売店でお客様と接することで社会に少しでも馴染んでもらえる、そうした訓練の場所にもなっております。また、接する機会の少ない区民の方も、障害のある方が頑張っている姿を見て理解して頂くという面もあり、私は非常にいい施設であると自負しております。これは区の職員提案制度の中から出てきた事業です。職員からの提案で出来上がったこの施設が10年間しっかりと運営されており、大変うれしく思います。

 開店10周年記念式で挨拶をされた、売店で働いている男性の方は、私と同じ名前ですが、朝、荷物の搬入のときにエレベーターでよく一緒になります。「区長、頑張ってるか」といつも言ってくれて、とてもいい人です。そういう人たちと私も仲良くできるようになって、大変心強く思っております。その意味でも、ぜひこうした施設があるということを区民の皆さんもご理解いただきたいです。

 なお、区役所のほかに西大島にある総合区民センターの2階にも売店があります。できるだけこうした施設を区のいろんな施設につくっていきたいと考えております。

 

る~くる

手づくりショップ「るーくる」

 

る~くる10周年式典

開店10周年記念式(8月2日)

有明西学園での「世界の国旗」活用等について

 東京都、スポーツ文化事業団が主催する「未来(あした)への道1000km縦断リレー」が、本日、有明西学園を通るということで、これをお迎えするために世界中の国旗を校舎に掲示して、歓迎をさせていただきました。

 206枚の国旗を掲げておりますが、この国旗はオリンピック・パラリンピック教育で活用しているもので、吹浦さんという前回のオリンピックで国旗担当であった方に、世界の国旗の成り立ちなどについて、各学校を回ってお話をしていただいております。そうした一環で、世界の国旗を区で用意しておりますので、それを本日掲げて、1000km縦断リレーの会場に掲示させていただきました。

有明西学園国旗

「第4回熱いまちKOTO動画アワード」の開催について

 今まで区では、観光、文化、あるいは生活や人などに関する江東区の魅力を広く発信することを目的とした動画コンテストを実施してきました。

 以前は、テリー伊藤さんに特別審査員をお願いしていましたが、今回は、つるの剛士さんに特別審査員をお願いいたしております。皆さんご存じだと思いますが、俳優でミュージシャンの方です。

 作品募集を始めましたので、ぜひ応募していただければと思っております。

第4回動画アワード

1 「kotoハートフルアート展」の作品募集について

 オリンピックはスポーツと文化の祭典と言われておりまして、とかくスポーツに偏りがちですが、文化の祭典でもあります。特にパラリンピックに重点を置いている我が区としては、江東区の障害のある方々が作ったアート作品を募集して、それを区内で巡回展示して参ります。

 区内在住、在勤、在学の障害のある方々が制作したアート作品の募集を始めたところでございます。どんなものでも結構です。絵画、ちぎり絵、写真、書道、あるいは立体作品など、いろいろなものを障害のある方々が作って、いい作品をご提出いただきたい。また、指導者が必要であれば、美術の先生などの講師を無料で派遣いたします。

 豊洲シビックセンターや文化センターなど、各地で作品展示を展開して、オリンピック・パラリンピック前の5月頃に、総合展覧会をしていきたいと思っております。

 これも区の職員提案制度の中から生まれた施策でございまして、これによって少しでも障害のある方も、オリンピック・パラリンピックでその力を発揮してもらえればありがたいなと思っております。是非どしどし応募してください。

 kotoハートフルアート展

2 SNSを活用した教育相談の実施について

 不登校やいじめ、家庭の問題、友達の問題、いろんなことで悩むこどもたちが多いわけですが、そのこどもたちは学校では先生やカウンセラーの方に相談する、あるいは教育センターでワンストップ型相談窓口で相談するというようなシステムはあります。しかし、そこへなかなか来づらい、直接会って話ができないというこどももいます。そうしたことから、SNSを使ってこどもたちが気楽に相談できる体制を整えます。

 相談は、8月26日から9月8日の2週間、午後5時から午後9時まで受け付けをいたします。LINEを使って相談を受け付けることになりますが、どんなことでもいいですから、困ったことがあったら、是非SNSを通じて相談をしてほしいと思います。

 実施については、既に夏休み前に、保護者の皆さんにはプリントをお配りしてお伝えをいたしております。夏休み明けには、生徒全員に対して相談案内カードを配布することになっております。夏休みが明けたときに悩みが多く、また不登校になりやすい。学校に行くのが嫌だなという思いになるのは、大体夏休みの終わったころですから、そうしたときをねらって8月末から9月初めにかけて、相談を2週間受け付けますので、ご活用いただきたいと思っております。

SNS相談カード

生徒に配布する「相談案内カード」

 

 SNS相談イメージ

SNSを活用した教育相談のイメージ

3 その他の質疑応答

  (1)地下鉄8号線延伸の進展がない現状について

【区長】

 こちらからアクションを起こすというようなことは、今のところ考えていませんので、東京都も考えてはいるでしょう。ただ何もしないでぼーっとしているはずはないと思っています。そういう期待をしています。

 都への不信感は持っています。あれでいいはずがない。我々だって豊洲の市場をオープンするかしないかということについては、非常に悩み、議会も含めて相当悩んできたわけです。しかし、東京全体の食の流通のことを考えれば、これを止めるわけにもいかない。豊洲をオープンしないでいつまでも築地でできるはずはないのだから、そういった状況で東京都が開設、オープンさせてくださいと来れば、これをだめだとは言えません。それは東京全体、日本全体のことを考えてのことですから、オープンは認めざるを得なかった。

 ただ、その条件として地下鉄8号線のことだとかいろいろあったわけで、スキームをきちんと報告してくれればいいのですが、スキームとは言えない状況だったということで、この3月以降こじれてしまったわけです。我々は3月までに、きちんとした返事、スキームあるいは見通しというものがつかめれば、このようにならなかった。そうではなかったから、今こじれてしまっている。このことを行政として、やはり東京都はいろいろと今検討を進めていると私は思うのです。

 ただ、そう簡単に、江東区がへそを曲げてるから何とかしようという問題ではないことは、我々もわかっている。それは国との関係、あるいは東京メトロとの関係、そういった様々な難しい面があるから、この件についてはきちんとした返事がなかなかできない。今、東京都は相当悩んでいると思います。そういった意味で、いつまでもじっと待っているわけにはいかないというのは、こちらの姿勢です。簡単に返事できるようだったらしていたと思う。難しいからなかなか時間がかかる。今日も、羽田空港の国際化機能強化の会議が国交省であって、区長会を代表して私が出ました。東京都を代表して長谷川副知事が隣にいました。2人並んで出ましたけれども、長谷川さんも今一生懸命やっていますからということを言っていますので、私はそれを信じて待つしかないなと思っています。それにも限界がある、ある程度。

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?