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更新日:2022年6月1日

区政最前線~区長室から~令和元年6月

区内初の東京2020大会競技会場が完成

かつて江東区の夢の島が「ゴミの島」と言われていた事を皆さんはご存知でしょうか。

昭和の時代から、夢の島や若洲等を含む江東区地先は次々と東京都のごみの埋立処分場となり、一日に五千台を超えるごみ運搬車による、交通渋滞や汚汁による悪臭、ハエの大量発生など、長年にわたり江東区民は苦しめられてきました。

その夢の島に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のアーチェリー競技会場が完成しました。4月28日に開催された完成披露式典には、国内外の要人が参加し、私も地元区長として出席致しました。

「ゴミの島」と言われていた夢の島が、その後のゴミの処分方法等の改善により、害虫が抑制され、スポーツ施設や植物園が併設されるみどりの島に様変わりした過程を見てきた私は、感慨もひとしおでありました。

このアーチェリー会場の特徴は、大会終了後もレガシーとして、アーチェリーの主要大会の開催のほか、芝生広場として、様々なイベントに活用でき、夢の島公園と一体となった都民の憩いの場として新たに整備されたことです。

都が建設を進める新規恒久施設は、本会場を含め4施設が本区内に開設される予定です。また、水泳の競技会場である東京辰巳国際水泳場も大会後は、通年利用のアイスリンクとして再整備する方針が3月に都から発表されました。

今後、本区に順次完成する東京2020大会の新規恒久施設が、50年後・100年後も皆様に愛される施設となるよう、都などの関係機関と連携し、区民の皆様と共に育てていきたいと考えています。

夢の島公園アーチェリー場

夢の島公園アーチェリー場

 

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