令和6年3月11日号(こうとう区報)テキスト版2面
国民健康保険料・後期高齢者医療保険料の納付をお忘れなく 便利な口座振替のご利用を
国民健康保険料・後期高齢者医療保険料は、加入者の皆さんが病気やけがをしたときの医療費などに充てられる貴重な財源となっています。各月月末の納期までに納付をお願いします。口座振替は納め忘れがなく支払いの手間が省ける安心で便利な納付方法です。
[Web口座振替受付サービスでの申し込み]
24時間いつでも申し込みができます。
[郵送での申し込み]
ご希望の方には「口座振替依頼書」と「返信用封筒」をお送りしますのでご連絡ください。
[窓口での申し込み]
医療保険課保険料係(区役所2階8番)、豊洲特別出張所、各出張所ではキャッシュカード(一部金融機関に限ります)で申し込みができます。保険証とキャッシュカードをお持ちください。
(注釈)特別徴収(年金からの引き落とし)から口座振替への変更手続きができるのは区役所のみです。届出日により直近の特別徴収が中止とならない場合があります。
【問合先】医療保険課保険料係☎3647-3169、℻3647-8443
3月24日は、世界結核デー 結核は過去の病気ではありません
ロベルト・コッホが結核菌を発見した3月24日を、WHO(世界保健機関)は、世界結核デーと定め、各国に結核対策の強化を求める日となっています。日本では過去の病気と思われがちですが、今でも欧米諸国と比較すると
長引くせきは赤信号
結核の初期症状は、せき、たん、微熱です。いずれも、結核に特有の症状ではないため、初めから結核を疑われることはまずありません。そのため、せきやたん等の症状が2週間以上続く場合、結核を疑い早めに医療機関を受診し、レントゲン検査の実施を主治医の先生と相談してください。
症状が進むと、周りに感染を広げることもあるため、早めの受診が重要です。
なかには咳などの症状がなくても職場や区の健診で結核と診断されることもあります。健診の機会がある方は必ず受診しましょう。
結核と診断されたら
結核はきちんと薬を飲み続ければ治ります。治療は半年以上かかりますが、治るまで確実に服薬できるよう、保健所では患者の方一人ひとりへ治療の支援をしています。
ご心配な方は、保健所にご相談ください。
【問合先】保健所保健予防課感染症対策係☎3647-5879、℻3647-7068
窓口混雑情報 リアルタイムで確認できます
3月下旬から4月は、窓口が大変混雑します。区役所区民課と豊洲特別出張所・各出張所の待ち人数や呼び出し番号等を、スマートフォン等から確認できます。ぜひご利用ください。
【問合先】区民課住民記録係☎3647-3162、℻3647-9206
ゼロカーボンシティ江東区実現プランを策定 ~パブリックコメントの結果公表~
区では地球温暖化の原因となるCO2の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ江東区」の実現を目指し、「ゼロカーボンシティ江東区実現プラン」を策定しました。
策定にあたり、パブリックコメント(意見募集)を実施し、125人の方から175件の意見が寄せられました。プランの全文は区ホームページに掲載するほか、こうとう情報ステーション(区役所2階)や温暖化対策課(区役所隣防災センター6階5番)、えこっくる江東(潮見1-29-7)、各図書館で4月1日以降閲覧できます。また、パブリックコメントの結果の詳細は、区ホームページをご覧ください。
プランの概要
地球温暖化に伴う気候変動により、世界各地で異常気象や大規模な自然災害が発生しており、脱炭素社会の実現は世界的な喫緊の課題となっています。2050年のゼロカーボンの実現は日本を含め、世界的な目標であり、国は2030年度までに温室効果ガス(CO2)を46%削減、東京都は50%削減を掲げ、脱炭素の取り組みを加速しています。本区においてもゼロカーボンシティ江東区の実現を目指し、本プランに基づき地球温暖化防止の取り組みを推進します。
プランの期間と位置づけ
令和6年度から令和12年度を期間とし、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく地方公共団体実行計画(区域施策編)です。
プランの目標
[長期目標]
2050年ゼロカーボンの達成
[中期目標]
2030年度(令和12年度)にCO2排出量を50%削減(2013年度比)
目標達成のための取り組み(7つの柱)
[柱1:再生可能エネルギーへの転換]
再生可能エネルギー電力への転換、エネルギーの効率的な利用
[柱2:建築物における脱炭素化]
住宅における省エネ化の推進と再エネ設備の導入、住宅・事業所の
(注釈)ZEHとZEBは、創エネ・省エネ等により建物で消費・生みだすエネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。ZEHは住宅、ZEBは住宅以外の建物を指す。
[柱3:モビリティにおける脱炭素化]
家庭における次世代自動車の導入促進、自転車利用の促進
[柱4:産学官民一体の推進体制の構築]
環境学習教育の推進、5Rの推進、木材利用の促進
[柱5:みどりの保全・育成]
水辺・潮風の散歩道の整備、公園の整備、CITY IN THE GREEN民間緑化推進事業
[柱6:気候変動の影響への適応]
暑さ対策の推進、都市型水害への対策、緑化の推進
[柱7:公共施設における脱炭素化]
公共施設・区有施設における再エネ設備設置の推進、江東区公共建築物等における木材利用推進
パブリックコメントに寄せられた主な意見と区の考え方(抜粋)
- 家庭部門、業務部門の具体策および削減目標を示し、達成度を見える化すべき。
[区の考え方]
プランでは区民および事業者に向けた具体的な取り組みを示しています。各取り組みの管理指標と目標値を設定し、目標を達成するための削減量については内訳を示しました。実績は毎年度江東区環境白書にて公表します。
- マンション等への太陽光発電設備設置を義務化してほしい。
[区の考え方]
令和6年1月から条例改正により、区内の新築マンション等への太陽光発電設備等の地球温暖化対策設備の導入が義務化されます。また都条例の改正により、令和7年4月から一定条件の住宅への太陽光発電設備の設置が義務付けられます。区ではマンションを含め住宅や事業所への太陽光発電設備の設置に要する費用の助成事業を実施しています。
- ごみを焼却しその熱を利用した火力発電はできないか。
[区の考え方]
区では清掃工場のごみ発電による再生可能エネルギー(バイオマス発電)を全区立小・中学校で使用しています。プランの柱1で掲げている再生可能エネルギーへの転換に向け、引き続き取り組んでいきます。
- 新規・既存の戸建て・集合住宅の省エネ設備の導入をさらに推進してほしい。
[区の考え方]
区では地球温暖化防止設備導入助成事業により、高効率給湯器、高断熱窓や高反射率塗装等の導入費用の助成を実施しており、令和6年4月からはZEH・東京ゼロエミ住宅を助成対象に追加します。ゼロカーボンシティ江東区の実現を目指し、プランに基づき本事業も取り組みを拡充・強化していきます。
【問合先】温暖化対策課環境調整係☎3647-6124、℻5617-5737
コミュニティFM防災情報放送試験 3月26日(火曜日)
発災時に災害情報を迅速に発信することを目的として、区防災センターに臨時放送ブースを設置するための簡易的な放送機材を配備しました。防災協定を締結しているコミュニティFM放送局、レインボータウンFM(88.5MHz)の協力のもと、区防災センターの臨時放送ブースから次の日時に放送試験を行います。
【日時】3月26日(火曜日)13時00分~13時30分頃
【問合先】防災課防災計画係☎3647-9584、℻3647-8440
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