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更新日:2022年3月11日

令和4年3月11日号(こうとう区報)テキスト版1~3面

 区民を守り、夢をつなぐ 未来の江東に向けて前進 山﨑区長が所信を表明

山崎区長

令和4年第一回区議会定例会が2月24日から開会されています。会期日程は3月30日(水曜日)までの35日間で、「令和4年度一般会計予算」などの議案について審議されています。開会にあたり、山﨑区長は今年1年の所信を表明し、区民の皆さんと区議会に理解と協力を求めました。

区長所信表明(要旨)

新型コロナウイルス感染症対策

新型コロナウイルス感染症については、一昨年1月の国内感染者の確認から2年が経過しましたが、オミクロン株の猛威による感染拡大により、依然として厳しい状況が続いています。

本区ではこれまで、「区民生活」「区内事業者」「医療機関・従事者」の3つを支えるため、令和2年度は9次、令和3年度もこれまで8次にわたる補正予算を編成し、スピード感を持ってさまざまな対応を進めてきました。

令和4年度においても、急激な感染拡大に伴う保健所業務のひっぱくに対応するため、電子カルテシステムの活用やPCRセンターの民間委託など保健所の体制を強化するほか、医療機関の感染者受け入れ等に対して補助金を交付するなど、地域医療の安定化を図るとともに、区内共通商品券の発行やキャッシュレス決済のポイント還元、中小企業融資に係る信用保証料や利子の補助など、引き続き3つを支えるさまざまな取り組みを行っていきます。

新型コロナウイルスワクチン接種については、全国に先駆け、昨年12月に高齢者施設入所者への3回目接種を開始し、2月2日からは、国の前倒し方針に即応し、18歳以上のすべての方を対象に、接種間隔を6か月に短縮し、実施しています。現在、接種対象は5歳まで引き下げられていますが、接種を希望するすべての区民の方が少しでも早く接種できるよう全力で取り組んでいきます。

現段階では、新型コロナウイルス感染症の収束を見通すことは困難ですが、区民の安全と安心を守るため、今後も全職員一丸となって対応していきますので、区民の皆様、事業者の皆様には、どうかご理解、ご協力をいただきますようお願いいたします。

令和4年度予算編成の大綱

日本経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況から徐々に回復しつつありますが、現下のオミクロン株の感染拡大に直面し、国民生活や経済への影響が見通せない状況となっています。また、先行きについては、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、景気が持ち直していくことが期待されますが、下振れリスクにも十分注意する必要があるとしています。

こうした経済情勢等を踏まえ、国の令和4年度予算は、いわゆる「16か月予算」の考え方のもと、令和3年度補正予算と一体として編成し、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期しつつ、「成長と分配の好循環」による「新しい資本主義」の実現を図るための予算として編成され、一般会計総額は、前年度比0.9%増の、107兆5,964億円で、過去最大の予算規模となっています。

また、東京都の令和4年度当初予算は、「都政に課された使命を確実に果たし、次なるステージへと力強く歩みを進めることで、希望ある未来を切り拓いていく予算」として編成され、一般会計総額は、前年度比5.1%増の7兆8,010億円で、過去最大の予算規模となっています。

区民を守り、夢をつなぐ 未来への前進予算

本区を取り巻く財政環境ですが、特別区税は、納税義務者数の減少が見込まれるものの、所得環境の改善などにより、555億7,400万円、前年度比2.9%の増、また、特別区交付金は、公共施設改築工事費の臨時的算定などにより、交付金総額で前年度比6.5%増の582億3,900万円としています。

しかし、税源偏在是正措置の影響やふるさと納税による減収の拡大に加え、直面するオミクロン株の感染拡大の影響によって、今後、歳入環境に多大な影響を及ぼすことも予見され、先行きを楽観視できる状況ではありません。

こうした中、本区の令和4年度予算は、変化する社会経済環境の中にあって、新型コロナウイルス感染症対策を着実に進めるほか、行政のデジタル化への対応、ゼロカーボンシティの実現、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシー継承の具現化や地下鉄8号線の延伸など、未来の江東区へ向けて着実に前進する予算と位置づけ、「区民を守り、夢をつなぐ 未来への前進予算」として編成しました。

また、長引く新型コロナウイルス感染症対策として、区民の安全・安心を守るため、88億1,000万円を計上し、引き続き「区民生活」「区内事業者」「医療機関・従事者」の3つを支える取り組みを進めていきます。

一般会計は、2,284億2,100万円、前年度比5.2%の増で、過去最大規模となっています。

予算編成にあたっては、健全で持続可能な財政基盤を構築するため、昨年度に引き続き一般財源ベースでのゼロシーリングを行うとともに、前例に捉われない積極的な事業の見直しや再構築、全事務事業の総点検による経費節減の徹底や新たな歳入確保策に加え、ICTの利活用による効率的な行政運営を積極的に推進するなどの見直しを図りました。また、区民税等の収納対策、民間委託の拡大など、行財政改革にも取り組み、予算に反映しています。

本区の重要課題 地下鉄8号線の延伸

地下鉄8号線地図
地下鉄8号線、ついに延伸へ

地下鉄8号線の延伸は、昭和47年3月に初めて国の審議会で答申されてから、この3月でちょうど50年が経過しますが、1月28日、東京メトロが国土交通大臣に対して鉄道事業許可を申請し、いよいよ事業化が目前に迫っています。半世紀を要することとなりましたが、区と区議会、区民の皆様が一つになって、粘り強く必要性を訴え、絶え間なく活動してきたことがようやく実を結ぼうとしています。私自身も大臣や都知事をはじめとした関係者に、あらゆる機会を捉えて、8号線延伸を訴えてきましたが、ようやくここまで来たかと胸が熱くなる思いです。

しかし、8号線延伸は事業化がゴールではありません。2つの中間新駅を含めた沿線地域のまちづくりをしっかりと進め、さらには、その効果を区全体に広めていくことが、区にとっての重要な役割です。

このため、令和4年度については、地下鉄8号線事業推進室を設置し組織体制の強化を図った上で、区民、区議会の皆様とともに沿線地域の将来像やまちづくりの取り組みの方向性を示す「(仮称)地下鉄8号線沿線まちづくり構想」を策定し、8号線延伸というチャンスを本区のまちづくりに着実に結び付けていきます。

7つの重点プロジェクト

1.水彩・環境都市づくり

本区の特色である水辺や緑を効果的に活用し、水彩都市における賑わいや、うるおいのある生活を実現するとともに、「ゼロカーボンシティ江東区」の実現に向けた取り組みを推進していきます。

2.未来を創るこどもを育むまちづくり

未来を担うこどもたちが健やかに成長できる社会の実現に向け、妊娠・出産から就学前の幼児教育・保育、学校教育に至るまでの、子育て・教育ニーズに対する切れ目のない支援を行っていきます。

3.地域の活力を生み出すまちづくり

多様な世代・事業者の参画を得て、スポーツや観光・芸術文化活動の振興などさまざまな取り組みと連動させながら、地域コミュニティと地域経済の活性化を図っていきます。

4.高齢者など誰もが支えあう社会づくり

人や地域がつながり、誰もが支えあい、安心して、その人らしい生活を送ることができる地域共生社会の構築に向け、本年3月に策定する「江東区地域福祉計画」に基づき、きめ細かな取り組みを推進していきます。

5.防災都市江東戦略

30年以内に70%程度の確率で発生すると予測される首都直下地震や、激甚化・頻発化する台風による風水害等、大規模自然災害から区民の生命・安全を守るため、関係機関等との連携を一層推進するほか、要配慮者利用施設の避難確保計画の策定支援に取り組んでいきます。

6.オリンピック・パラリンピックレガシーの継承

東京2020大会は、コロナ禍という困難な状況の中での開催となりましたが、区内競技会場では熱戦が繰り広げられたほか、本区出身の堀米雄斗選手や区内企業所属の選手がメダルを獲得するなど、素晴らしい結果を残してくれました。

東京での開催決定以来、本区では全庁を挙げて、この大会が多くの方々の心に深く刻まれるものとなるよう、さまざまな取り組みを進めてきました。今後は、有明アリーナなどのレガシー施設を有効に活用するとともに、スポーツを通した区民の健康づくりの促進や、こどもたちの体力向上などをレガシーとして未来につないでいくために、東京都等の関係機関と連携し、オリンピック・パラリンピックレガシーの継承に取り組んでいきます。

7.臨海部のまちづくり

本区の臨海部は、東京2020大会のレガシー施設が集中するほか、豊洲、有明、青海、さらには海の森など開発の余地が多く残されており、大会後も、まちづくりに影響を与える変化が切れ目なく続くことが想定されます。

そのため、本年3月に策定する都市計画マスタープランにおいて、「未来の臨海部のまちづくり」を重点戦略に掲げ、広大な水辺や緑、スポーツ、観光等を通じ、ベイエリアの魅力を最大限活かした、夢のある将来のまちづくりを進めていきます。

令和4年度の主な取り組み

水と緑豊かな地球環境にやさしいまち

緑豊かなまちなみを創出

緑化対策については、区民・事業者・区の協働により、「CIG(みどりの中の都市)」の実現を目指します。

砂町魚釣場跡地整備事業では、工業用水道廃止に伴い12月に廃止となる魚釣場の跡地に、利用希望の多い区内4か所目となる区民農園の整備計画を進めていきます。

城東区民農園
利用希望の多い区民農園を整備(写真は城東区民農園)

「ゼロカーボンシティ江東区」の実現を目指して

温暖化対策事業では、「ゼロカーボンシティ江東区」の実現を目指して、省エネ・創エネ設備の導入助成制度の活用や、こどもたちの環境学習「カーボンマイナスこどもアクション」の取り組みを促進するほか、区民や事業者に、ごみ分別の徹底やごみを出さない生活への転換など、CO2排出削減に向けた具体的な行動を求めていきます。

未来を担うこどもを育むまち

子育て支援と虐待予防・対応強化

待機児童の解消に向けては、地域ごとの保育需要を見込みながら、認可保育所などの必要な整備を行っていきます。

在宅子育て家庭への支援では、こどもの健やかな成長を総合的に支援するため、4月に亀戸子ども家庭支援センターを開設します。また、住吉地区の児童会館跡地に、子ども家庭支援センターとこども向け図書館を合築した複合施設「こどもプラザ」を5月に開設します。

増加する児童虐待への対策のひとつとして、子ども家庭支援センターでのアウトリーチ支援を区内全域で開始し、虐待が起きる前に芽を摘む取り組みを推進するとともに、虐待対応を担う子ども家庭総合支援拠点と連携し、区全体の子育て支援と虐待予防・対応を強化していきます。

スポーツ志向やボランティアマインドの育成

教育施策では、オリンピック・パラリンピック教育のレガシーとして、これまでの取り組みにより高まった、こどもたちの「スポーツ志向」や「ボランティアマインド」などの資質を、小学生ボッチャ大会の実施やパラリンピアンによる心の教育授業などに展開し、今後も育成していきます。

パラリンピアンによる授業
パラリンピアンによる授業

区民の力で築く元気に輝くまち

中小企業支援と地域経済活性化

中小企業支援では、引き続き融資あっせんにおける事業者の利子負担の軽減を図るとともに、中小企業診断士との連携を強化し、きめ細かな相談を受けることができる体制を整備していきます。

商業振興では、地域経済の活性化に向けた、消費喚起策の一環として、プレミアム率20%の区内共通商品券の発行や、キャッシュレス決済ポイント還元事業を実施し、経済活動の回復に向けた取り組みを推進します。

多様性を認め合う社会の実現

多様性を認め合う社会の実現については、差別や偏見をなくすため、より一層、人権尊重の意識啓発に取り組むとともに、「LGBT等相談」など社会状況の変化に沿った施策を、総合的かつ計画的に推進していきます。

夢の島総合運動場にスケートボードパークを整備

パーク内イメージ

パーク内のセクションイメージ

スポーツ振興では、本区出身の堀米選手が初代金メダリストに輝き、関心の高まっているスケートボードについて、夢の島総合運動場にスケートボードパークを整備し、11月から利用を開始します。この整備には、クラウドファンディングを活用し、スケートボードパークの整備に賛同いただける方々の思いをレガシーとして受け継ぐ取り組みを実施します。

渋沢栄一とのつながりをPR

観光施策では、令和5年の旧渋沢家住宅の潮見への移築、令和6年の新1万円札発行に向けて、区内各所のゆかりの地に説明板を設置するほか、まちあるきマップの作成や各種イベントの開催により、渋沢栄一と本区のつながりを区内外にPRしていきます。

ともに支えあい、健康に生き生きと暮らせるまち

こどもから高齢者まで切れ目なく支える

3歳児健康診査事業では、弱視発見率を向上させ、早期に適切な治療につなげるため、新たに屈折検査を導入します。

高齢者施策では、特別養護老人ホームむつみ園が4月に、あそか園が6月に改築移転することに伴い、164人分の施設定員を増加します。

また、認知症の早期発見への取り組みとして、70歳を対象とした身近な医療機関での認知症検診を新たに開始します。

障害者施策の充実

障害者施策では、区内初となる障害者入所施設について、令和5年4月の開設に向けて着実に整備を進めていきます。

また、障害者(児)通所施設へ美術講師を派遣し、東京2020大会のレガシーであるパラアートのさらなる充実を図っていきます。

美術講師を派遣

障害者(児)通所施設へ美術講師を派遣

地域福祉、生活支援をさらに推進

地域福祉と生活支援の充実では、本年3月に策定する「江東区成年後見制度利用促進基本計画」に基づき、高齢者や障害者の権利擁護支援体制を充実させる取り組みを推進していきます。

まなびサポート事業では、まなび塾の通塾型の開催会場を3会場から4会場に拡充し、訪問型では新たに小学生を対象に加え、事業の充実を図ります。

住みよさを実感できる世界に誇れるまち

新たなまちづくりを推進

本年3月に改定する都市計画マスタープランでは、地区別ワークショップ等による区民の提案や意見を反映するとともに、「地下鉄8号線延伸のまちづくり」、「浸水対応型のまちづくり」などを重点戦略として位置づけ、地域主体の新たなまちづくりを推進していきます。

老朽化する戸建て住宅等への対応については、老朽空き家等対策計画策定に向け、実態調査を行います。

防災対策のさらなる充実

防災対策では、洪水等の浸水想定区域内にある約700か所の「要配慮者利用施設」の策定する「避難確保計画」について、指導・助言を行うなど、実効性を高め、大規模水害時の安全な避難につなげます。

長期計画の実現に向けて

安全・安心と支えあいを実感できる都市・江東を目指して

区民サービスの質の向上と効率的な区政運営を図るため、「江東区情報化推進プラン」に基づき、ICTの活用を図り、行政手続きのオンライン化を拡充するとともに、子育て情報ポータルサイトへのプログラム等予約機能の追加や、経営相談にWeb予約システムを導入するほか、Web会議用端末の配備拡充など、行政のデジタル化を着実に進めていきます。

また、「江東区行財政改革計画」を確実に推進するとともに、事務事業の見直しや、新たな施策の創出などを通じ、長期計画の着実な推進を図っていきます。

新型コロナウイルス感染症による影響は、区民生活のさまざまな分野に及んでいますが、「チーム江東」一丸となり、これらにしっかりと対応しつつ、「安全・安心と支えあいを実感できる都市・江東」の実現、さらには、未来の江東づくりに向けまいしんしていきます。

 障害理解と障害者とのコミュニケーション 第6回 ~聴覚障害のある方~

聴覚障害のある方の中には全く聞こえない方と、補聴器等を使用することで聞こえる方がいます。外見からは聴覚障害があることがわかりにくいため、声をかけたのに返事がないなど誤解されてしまうこともあります。

また、聴覚障害のあるすべての方が手話を理解できるわけではありません。補聴器をつけている方も音が聞き取りづらかったり、声を出せても音は聞こえていなかったりするため、本人の要望によって音声・手話・筆談など手段を組み合わせるとコミュニケーションをとりやすくなります。

コミュニケーションの留意点

  • 音声で話す際は、後ろから話しかけるのではなく、正面から、言葉のまとまりごとに区切ってはっきりと発音する。
  • 新型コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用が定着していますが、口の動きから言葉を読み取る方もいるため、マスクを外しても十分な感染対策が可能な場合は、口の動きを見せながら話す。
  • 手話通訳者等がいる場合も、通訳者ではなく聴覚障害者本人に向かって話しかけ、相手に伝わっているかどうかを確認しながら話す。
  • 音声や手話などの手段を問わず、複数の人が一度に話さないように注意する。
  • 筆談をする際は、短い文で簡潔に書く。

もしかして?と思ったら

聴覚障害は周囲から気づかれにくい障害です。みなさんの周りで音声での呼び出しや、緊急の放送などに気づいていないと思われる方がいたら、まず声をかけてみませんか。

声をかけてみて、聴覚障害がありそうだとわかったら、ぜひ筆談やスマートフォンの画面、ジェスチャー等で情報を知らせてください。

思いやりの心をもって

全6回のコラムを通じて、さまざまな障害があることや外見だけではわからない障害もあることを知っていただけたでしょうか。みなさんの周りに困っている方がいたら、ぜひ思いやりのある行動をお願いします。

一人ひとりの思いやりが、障害のある人もない人も支え合う社会を育んでいきます。

【問合先】障害者施策課施策推進係☎3647-4749、℻3699-0329

 小学校中学年期のこどもたち 6 高学年期に向けて

年度末になりました。こどもも親も、どんな中学年期でしたでしょうか?この1年で、困ったな、手強いなと感じたことも増えたかもしれません。でも同じくらい頼もしくグンと成長した姿も見られているのではないでしょうか。

高学年期に入ると、いよいよ本格的に思春期の入り口になってきます。高学年期に向けて、こどもの特徴や親の心構えなどを紹介します。

高学年期のこどもたちの特徴

  • 身体の急激な変化

第二次性徴が始まり身体が急激に変化します。その変化にこどもの心がついていけず、戸惑ったり不安になったりします。ホルモンバランスが崩れやすくなるため、ささいなことで急に怒ったり、イライラしたりして家族に八つ当たりすることも多くなります。

  • 親への「自立と依存」の両面感情

親に心理的に依存している状態から、自立に向けて一歩踏み出します。口数が減り、そっけない返事ばかり返ってくるかと思えば、まとわりついて話を聞いてほしがったりします。自分の世界について、親からの口出しに反発したり、秘密も持つようになります。親よりも友達を優先したくなってくるでしょう。

思春期の入り口で気をつけること

  • 根掘り葉掘り聞かないでそっとしておく

自分で解決しようとすることも大切な自立への一歩です。いつもと明らかに様子が違うということでなければ、基本的に見守ってあげましょう。

  • こどもが話したそうなら受けとめて聞く

まだ甘えたいこともある時期です。話を聞くときは、アドバイスよりも聞くことに徹したほうがよいこともあります。

  • 気分のムラがあることを知っておく

昨日と今日で言っていることや機嫌が全く違うこともあります。できるだけおおらかに受け流しましょう。

親も子も初めての経験をしています。扱いづらいと感じるのは、こどもが健康的に成長し、「不安定な自分を安心して出せる相手」と思われているからかもしれません。試行錯誤しながら、こどもとの時間をこっそり楽しみつつ、温かく見守ってあげてください。

【問合先】地域教育課社会教育担当☎3647-9676、℻3647-9274

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 広報係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2299

ファックス:03-5634-7538

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