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更新日:2024年9月13日

ページ番号:33206

みんなで知ろう失語症のこと 第6回

失語症以外のコミュニケーション障害

これまでのコラムで、失語症の症状や、日常生活における困りごとについて紹介しました。しかし、コミュニケーションにまつわる障害は多数あり、失語症と間違えられやすいものもあります。

今回は、失語症以外のコミュニケーション障害をいくつかご紹介します。

運動障害性構音障害

脳の損傷により、舌・唇・顔面等の発声・発音に関わる器官の動きに制限が生じ、く話すことが難しくなります。れつが回らなくなる等の症状がでます。

言語理解に支障はなく、書字や五十音表の指差し等の代替手段を利用できることが、失語症と異なります。

失声症

声帯に腫瘍等ができ、声帯の振動が妨げられ、声が出なくなる症状です。精神的な問題やショックが原因で、突然声が出なくなる心因性失声症もあります。

対して失語症は、脳の言語機能の損傷により発症するため、精神的なストレス等は原因になりません。また、構音障害同様、失声症は声に頼らず表出することで十分にコミュニケーションが可能となる点でも、失語症と異なります。

認知症

脳の細胞にダメージを受け、認知機能全般が低下することによって、日常生活になんらかの支障が出た状態をいいます。聞いたことを十分理解できない、適切な言葉がなかなか思い出せない等、言語機能にも影響がでてきます。

認知症においては、けんとうしき(場所・時間についての認識)や記憶等、脳の機能が全般的に低下しますが、失語症では見当識や判断力は保たれます。また、著しい記憶障害等もありません。

最後に

さまざまな障害について知ることで、その人にあったコミュニケーションの工夫ができるようになります。誰もがより安心して過ごせる環境づくりに向け、障害理解を深めていきましょう。

【問合先】障害者施策課施策推進係 電話:3647-4749、Fax:3699-0329

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郵便番号135-8383 東京都江東区東陽4丁目11番28号

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