みんなで知ろう失語症のこと 第5回
失語症友の会・失語症カフェ
今回は、失語症者同士の親睦や情報交換、居場所づくりなどを目的としている「失語症友の会」や「失語症カフェ」についてご紹介します。
失語症友の会
地域の失語症者同士の親睦、情報交換などを通じて、社会参加を促進することを目的としています。
NPO法人日本失語症協議会には、全国で87の友の会が加盟しており、区には「江東失語症友の会 すずめの会」があります。
すずめの会は昭和60年に設立され、失語症者とその家族が立ち上げた、非常に歴史のある会です。原則、奇数月に1回開催され、言語聴覚士と意思疎通支援者と共に、趣味活動やお互いの近況報告、全体でのレクリエーションなどを行い、失語症者の貴重な交流場所になっています。
失語症カフェ
失語症者の居場所づくりを目的に、原則として毎月、支援団体が主催しています。
こうとう区報掲載コラムカフェでは意思疎通支援者と失語症者が1対1で話す時間を取っており、支援者が時間をかけて話を聞くことで話題を共有する喜びを感じられる場となっています。
失語症者が支援者による支援を受けながら、気兼ねなく楽しく話せる場に参加することや、外に出て安心して会話をすることが社会参加のための1つのきっかけになると考えられます。
関心のある方は「失語症友の会」や「失語症カフェ」に参加してみてはいかがでしょうか。
【問合先】障害者施策課施策推進係 電話:3647-4749、Fax:3699-0329
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