亀戸~新木場間のLRT整備構想
構想の概要
江東区の南北交通の充実を図るため、JR総武支線(越中島貨物線)の一部及び明治通り沿いの東京都有地を活用し、亀戸~新木場間にLRTを整備する構想です。なお、LRTとはLight Rail Transitの略で低床式車両(LRV)の活用や軌道・電停の改良による乗降の容易性、定時性、速達性、快適性などの面で優れた特徴を有する次世代の軌道系交通システムのことです。
事業の目的・有用性
- 南北交通の実現、及び東部地域の交通環境の改善
- 亀戸を含む既成市街地の活性化
- 新木場・新砂など臨海部の開発促進
- 明治通りの自動車交通量抑制による環境改善
- バリアフリー交通の実現
- 貨物線や明治通りの空間を活用するため、物理的制約が少ない
導入検討箇所
- 亀戸駅~新木場駅 約6キロメートル
想定事業費(平成14年度調査値)
- 全線単線 116~146億円
- 複線(全線、一部単線) 154~204億円
検討経緯と区の取り組み
平成13年7月に日本PFI協会はJR小名木川線を活用したLRT事業が区の一定の補助のもとで、PFI事業として成り立つとの事業化提案書を提出しました。これを受けて、江東区は、平成13~15年に調査検討を行いましたが、事業収支の安定を図るために手厚い公的支援が必要なことや、新木場、新砂地域におけるまちづくりの現状、交通結節点での接続可能性を勘案すると、早期の具体化には課題が多いことから、平成15年12月に長期的構想と位置付けています。
しかしながら、城東地区における南北移動の利便性向上は引続き重要な課題と認識しており、江東区LRT基本構想が抱える課題解決のため、国内の先進事例のほか、LRT事業に対する支援制度等について調査研究を行っています。
東京都「広域交通ネットワーク計画について」における評価結果
東京都が平成27年7月に公表した「広域交通ネットワーク計画」では、「越中島貨物線貨客併用化」として検討されましたが、収支採算性の評価結果が「累積資金収支の黒字転換年が41年以上又は累積資金収支が黒字に転換しない」となり、未だ事業性が課題となっていることが明らかとなりました。
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