ウミネコ被害防除に向けて
被害の概要
ウミネコの群れが主に4月から7月下旬にかけてマンション等の屋上に集団で巣を作り、産卵・繁殖し、大量のフンや昼夜続く大きな鳴き声など、周辺にお住まいの方の日常生活を脅かす被害が多発しています。
被害を防止するために
ウミネコの被害防止には、事前対策が重要です。
ウミネコは緑化された屋上を好んで繁殖しますが、緑化されていないマンションなどの屋上でも営巣されたケースもあります。緑化の維持管理を行い、定期的に屋上の排水溝や吹き溜まりの清掃をお願いします。さらに、防除網の設置、屋上の縁にテグス(釣糸)を張るなど、ウミネコを寄せ付けないようにしましょう。
東京都の調査で、ウミネコは産卵に利用した屋上に、翌年もまた繁殖のために戻ってくることが確認されています。そのため、毎年3月から4月にかけて大量のウミネコが営巣場所の確認のため飛来してきます。3月以降は、ウミネコが巣を作っていないか、産卵していないか、定期的に屋上を点検することが重要です。
また、ウミネコによる被害を受けた建物が防除対策を行うと、必ず近隣の建物の屋上が新たな営巣場所となります。今までウミネコが飛んできたことがないからと安心せず、屋上の定期的な点検をお願いします。屋上で営巣されたかもしれない、親鳥が常に屋上で鳴いている、卵が産まれたようだ、ヒナがいるようだと思ったら、区にご相談ください。
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