カラス対策
ごみ出しのマナーを向上してカラス被害を防ぎましょう
都会でカラスの生息数が増えすぎたために、「鳴き声がうるさい」「ごみ集積所を荒らされた」「威嚇・攻撃された」などの被害が起こるようになりました。
カラスが増えた最大の原因は、オオタカ、フクロウなどの天敵が都会にいないことに加え、人が出す大量の生ごみが餌となっていることです。
ちょっとした心がけで、生息数の増加を抑えるとともに、被害の発生を防止したり、最小限にとどめたりすることができます。
カラスの被害を防ぐために、次のことに気をつけましょう。
- 生ごみを出すときには、生ごみが外から見えないよう、不要な紙などで包んだり、ごみ袋の中心に入れたりす
るなどの工夫をしましょう。 - カラスはとても早起きです。収集日の前日から生ごみを出すとカラスの格好の餌になってしまいますので、ご
みの収集日を守りましょう。 - カラスが生ごみをあさることができないよう、ネットでごみ全体を覆いましょう。
ごみ散乱防止用ネットの無料貸し出しを行っています。お問い合わせは清掃事務所へ。
江東区清掃事務所
電話:03-3644-6216
カラスの習性を知って対策を立てましょう
3月~7月は、カラスが卵を産んでヒナを育てる「繁殖期」にあたります。この時期に、卵やヒナを守るため、近づく人を威嚇したり、攻撃したりすることがあります。
繁殖期には、次のことに気をつけましょう。
- 巣を作らせない
カラスは巣を外から見られないように、枝葉の茂った大きな樹木などに好んで巣を作ります。巣を作られない
よう、枝を剪定して見通しを良くしましょう。
また、針金ハンガーや紐類などは巣の材料になりますので、屋外に放置しないようにしましょう。 - カラスの巣や落ちたヒナに近づかない
巣立ったばかりのヒナはまだうまく飛ぶことができず、地面に落ちてしまうことがよくあります。親カラスはこの
ヒナを守るために人を威嚇することがありますので、落ちたヒナに近づかないようにしましょう。
繁殖期は、特にカラスの様子に注意し、「頭上を低く飛び回る」などの威嚇行動があった場合は、巣が近くに
ある可能性があるため、すぐにその場を離れましょう。
地面に落ちたヒナを見つけた場合は、環境美化係(電話:03-3647-9373)までお問い合わせください。
カラス被害に関するQ&A
Qカラスを捕まえたいのですが、何か方法はありますか?
カラスに限らず、全ての野生鳥獣は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)により、許可なく捕獲したり、処分したりすることが禁じられています。「鳴き声がうるさい」「迷惑だから」といった理由でむやみに捕まえることはできません。
Qカラスの巣を見つけたので、撤去して欲しいのですが?
カラスの巣を見つけても、被害のないときは特に撤去する必要はありません。しかし、カラスに威嚇されるなどの被害が発生した場合は、巣を撤去する必要があります。
巣の撤去につきましては、巣のある場所(樹木、電柱など)の管理者を確認し、管理者に被害状況を説明して、撤去を依頼してください。
区が管理している公園や道路(街路樹)にある巣については、区で対応しております。
カラスの巣を撤去する際に、区からの助成金や補助金はありませんが、民間の専門業者を紹介していますので、環境美化係(電話:03-3647-9373)までお問い合わせください。その際の撤去費用につきましては、業者にご確認ください。
カラスの巣(例)
捕獲の許可について
巣の撤去と同時に卵やヒナを処分する場合や、農作物などに被害が発生した場合で、追い払いや防除対策などをしても被害が軽減しない場合は、有害鳥獣捕獲の許可を受けてどなたでも捕獲することができます。
捕獲の許可については、東京都の相談窓口にご相談ください。
東京都環境局
自然環境部計画課鳥獣保護管理担当
電話:03-5321-1111(内線)42-661、662、663、664
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