富岡八幡の手古舞
江東区登録無形民俗文化財(民俗芸能)
富岡八幡の手古舞(てこまい)は、富岡八幡宮の三年に一度の大祭に行われる芸能で、江戸時代以来の伝統をもっています。手古舞の語源は不明ですが、石や木を大勢で運搬するときに、先頭に立って指揮をする人、梃子前(てこまえ)の転訛であるといわれています。
現在手古舞をつとめるのは、地元の有志の人たちです。装束は、男髷に台肘(だいつき)の長襦袢を片肌脱ぎにして、肩抜き染めの上着と裁着(たっつけ)にわらじばきという男装です。所作は特にありませんが、神輿行列の先頭に立って、木遣で練ります。
(演目)
真鶴、手古(てこ)、さらば
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