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更新日:2023年3月3日
深川の力持(ちからもち)は、江戸時代からの倉庫地帯であった佐賀あたりで、米俵や酒樽などの運搬から発生した余技で、種々の力自慢が加わり、芸能として発達したものです。文化・文政のころ(19世紀初め)には、興行として行われるほど盛んになり、長唄「近江のお兼」(おうみのおかね)にもうたわれています。
演技には、米俵、臼、小舟、脚立、長柄、小桶、木箱などが用いられ、砂村囃子(すなむらばやし)がはやします。
(演目)
俵の差し分け、用具のあしらい、酒樽の差し分け、餅つき、七福神宝の入船、文字書き、江戸の花五人持、虚無僧
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