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更新日:2021年9月15日

定例記者会見 令和3年9月8日分

 定例記者会見で説明する山﨑区長

<定例記者会見で説明する山﨑区長>

区内の感染状況について

 8月の区内の感染者数は4,256名、1日あたりの感染者数は137名となり、7月と比較して2倍以上に増加しました。年代別では30代以下の若年層の感染が多く、全体の6割以上となっております。

区内の感染状況

<区内の感染状況>

 現在、感染者の急増により、自宅療養にならざるを得ない方への健康観察の応援体制の強化を図るとともに、区医師会の医師による訪問診療を行うなど、区一丸となって対応にあたっております。

補正予算の編成について

 この度、新型コロナウイルス感染症に関連する支援策の更なる充実や、その他喫緊の課題に対応するため、新たな補正予算を編成いたしました。

補正予算における対応

<補正予算における対応>

 新型コロナウイルス感染症対策としては、国からのワクチン供給の減少により、集団接種会場の開設期間の見直しが迫られたため、接種会場の運営期間延長などに要する経費を追加いたします。たくさんの接種を打てるように体制を整えたのですが、ワクチンが来なければ打ちたくても打てないわけで、そうしますと1日に打つ本数が減ります。時間をかけてゆっくり進まなければならないということで、これから11月・12月と、年を明けてもこういう体制を続けざるを得ないかもしれません。そうした経費がかかります。

補正5号の概要

<補正5号の概要>

 新型コロナウイルスの入院患者の急増への対応としては、入院医療費の確保を行うほか、患者を搬送するための体制強化、感染症患者を受け入れる区内医療機関に対する補助の拡充を行い、重症化を早期に防ぐ取り組みを継続してまいります。

 総額39億300万円の補正予算を第3回区議会定例会において御審議をお願いするものであります。

新型コロナウイルスワクチン接種について

 接種状況ですが、本区では9月7日までに、1回目の接種を終えた方は61.1%、2回目の接種を終えた方は50.1%となっております。

区内のワクチン接種状況(9月8日時点)

<区内のワクチン接種状況(9月8日時点)>

 次に、新規予約の受付開始についてですが、国からのワクチン供給の減少により、新規予約が行えない状況であるため、個別接種会場での今後の予約状況を踏まえたワクチンの接種数の再積算や、新たにモデルナ社製ワクチンの供給を調整してまいりました。

 これらの取り組みにより、一定量のワクチンの確保ができたため、新規の予約受付を開始いたします。なお、若年層の接種機会の確保のため、ファイザー製ワクチンについては39歳以下の優先予約を行います(予約開始:9月9日~)。モデルナ社製ワクチンについては、保育所の感染症対策のため、区内の保育所に勤務する職員の接種枠を設けます(予約開始:9月14日~)。

ワクチンの新規予約受付の概要

<ワクチンの新規予約受付の概要>

 次に、これまで本区が行った取り組みについて2点ご紹介いたします。まず、妊婦さんの優先予約については、いち早く優先予約を実施し、1,000人以上の方が予約できました。また、寝たきりの方などの自宅を訪問する巡回接種については、現時点(9月8日現在)で51名の方の接種を予定しております。

ワクチン接種促進に向けた様々な取り組み

<ワクチン接種促進に向けた様々な取り組み>

 ワクチンの接種については、かなりスピードを上げて、都内でも接種率は非常に高い状況で推移をしております。若い方々にも、ワクチンをいっぱい何とか国の方から供給してもらって、たくさん早く打ってあげたいという風に思っているところでございます。

質疑応答

(1)新型コロナウイルス感染症相談センターの拡充は

【区長】

 それなりに人員を揃えまして行っております。万が一、区に通じない場合は都の方にもかけるようになっております。これからの対応ですけれども、今現在も相当、保健所としては、必死な体制で患者さんに対する対応をしております。自宅で待機している方々をできるだけ早く医療機関に入院できるように、手筈も進めておりまして、前はなかなか入院に繋がらないということが多かったのですが、最近は、自宅では無理だなというような方は、病院の方に入院できるように、かなり進んでおりまして、医療機関も入院枠を増やして、ベッドを増やしてくれておりますから、区内でもいくつかの病院はベッド数を増やしたこと、それから新たに、例えば城東病院のように、コロナ専門の病院に変える。入院患者はコロナだけというような形に変わっていきますので、そうしたところで区内にそういう病院ができますと、区民の方々が入りやすくなっていることは間違いありません。

 保健所の業務は大変ですけれども、本当に、寝る時間もほとんど無いくらいに、毎日懸命な努力をしていただいておりまして、おかげさまで患者さんとの、感染者の方との対応は全部取れております。

(2)保健所の体制の拡充は

【区長】

 できるだけ人員を増やすことで今やっているんですけれど、なかなかお医者さん、あるいは保健師さんがいない。これが困っている。いればどんどん私は雇え、お願いをしろという風に言っているんですけれども、なかなかつかまらない。この辺がうちに限らず、どこの自治体も苦労しているところだと思います。

東京2020パラリンピック競技大会について

 本区出身で、カヌー競技に出場した(女子KL1)瀬立モニカ(せりゅうもにか)選手が、9月4日に行われた決勝戦で7位入賞いたしました。

 大会前には、瀬立選手の出身小中学校及び地域カヌークラブや中学校カヌー部などの皆さんからの応援メッセージ入りフラッグを贈呈し、みんなの想いを瀬立選手に届けていました。

大会前に応援メッセージ入りフラッグを瀬立選手に届けた様子

<大会前に応援メッセージ入りフラッグを瀬立選手に届けた様子>

 今回は残念ながら、目指していたメダルには届きませんでした。決勝戦当日、私は表彰式のプレゼンターとして現地におりましたが、瀬立選手が、地元江東区の競技場で、全力を出し切って戦った、その姿はとても誇らしく、感動いたしました。

 区といたしましても、区役所等に入賞を祝うお知らせを掲出しております。

江東区役所2階に掲出している入賞等を祝うお知らせ

<江東区役所2階に掲出している入賞等を祝うお知らせ>

 終わってから瀬立選手と話をいたしましたけれども、涙ながらに悔しがっておりましたが、「3年後のパリを目指して、そこで何とかメダルを取りたい。」とこういう様に言っていました。区としても、これからも皆さんと一緒にしっかりと応援は続けていきたいなという風に思っております。

 また、今回のパラリンピック大会では、学校連携観戦を実施する予定でしたが、開催直前に都が求めてきた参加児童へのPCR検査への対応が困難となったことや感染状況を踏まえ、誠に無念でありますが、参加を急遽中止としてしまいました。こうしたチャンスを逸してしまったことは誠に残念でなりません。こうした機会はもう二度とない機会でありますので、今後こどもたちの教育にも、このオリパラ教育を結実させる意味でも、教育委員会としっかりと今後の対応を考えていきたいと思っております。

 また、9月2日には、瀬立モニカ選手の出身校である深川小学校では、6年生のこどもたちがオンラインで瀬立選手が出場した競技を観戦し、現地での応援は叶いませんでしたが、画面越しに大きな声援を送っておりました。

パラリンピックに向けた学校の取り組みについて

<パラリンピックに向けた学校の取り組みについて>

質疑応答

(1)有明アーバンスポーツパークの恒久化の進捗は

【区長】

 有明のアーバンスポーツパークについては、できるだけあれを活用して残していきたいという思いは変わらずに持っております。

 東京都としては、今、区と話し合いを進めておりますが、あの場所をオリンピックのレガシーとして残すべきだという主張に対して、東京都も理解を示してくれて、アーバンスポーツをあそこに、例えば、スポーツクライミング、ボルダリングを持ってきて、あそこに作りたいというお話も今検討しているところです。

 ただ、これをやっていくには、やはり都が直営でやるわけにはなかなかいきませんので、民間事業者を募って、その上であそこを運営していくということになると思います。

 今後そうした方々、事業者を募集するというようなことになってくるのでしょうけれども、そうなってくる時の問題点としては、経費・費用の問題です。近場にマンションがあるので、その騒音とか、そうしたことに対する理解を得られるかどうかということも大きな課題だという話もさせていただきました。

(2)堀米パーク(スケートボード場)の進捗は

【区長】

 今場所を検討していまして、夢の島、ここは住宅がありませんから、騒音被害とかありませんので、夢の島陸上競技場と野球場の近く、あの辺の土地を、何とか良い場所を見つけて作りたいと思っています。

 オリンピック・パラリンピックに対して、東京都が色んな施設、仮設も恒久施設も含めて作ったわけですが、うちの区から技術屋さんが何人も派遣をいたしました。江東区から何人も行って、お手伝いをしてきまして、いい経験をしてくれたんですけれども、その技術屋のメンバーがまもなく帰ってきますので、(スポーツ施設を整備する場合)そうした経験をもっていますので、江東区の堀米パークなどを作る場合には、彼らが中心になって作ってくれるだろうという風に期待をしているところでございます。

こうとう健康チャレンジについて

 区民の自主的な健康づくりを応援するため、日頃のウォーキングでの歩数や健康診断・各種検診の受診などの健康行動に対してポイントを付与し、抽選で賞品が当たる健康イベントを開催いたします。

こうとう健康チャレンジのながれ

<こうとう健康チャレンジのながれ>

 ポイント付与の期間の10月から来年1月までの期間で、基準ポイントを達成すると、抽選で区内共通商品券やコトミちゃんグッズが当たります。

 参加対象は、18歳以上の区内居住者で参加費用は無料です。募集人員はスマートフォンが800名、歩数計が200名の計1,000名になります。

こうとう健康チャレンジの概要

<こうとう健康チャレンジの概要>

 スマホアプリでは、江東区ウォーキングマップの紹介や写真投稿機能によるフォトコンテスト等も予定しております。

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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