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更新日:2017年1月19日

定例記者会見 平成28年8月9日分

区ゆかりのリオデジャネイロ・オリンピック代表選手について

リオデジャネイロ・オリンピックでは、江東区にゆかりのある選手が何人も出ています。
一人は、ケンブリッジ飛鳥選手です。陸上男子100メートルに出場予定で、区立深川第三中学校の卒業生で、陸上部を一生懸命取り組んでいました。その頃から注目されていたので、私も何度も彼を応援して、区の部活動優秀選手賞などのメダルを渡したりして、仲良くしてきました。今度のリオデジャネイロ・オリンピックに出場することが決まって、大変嬉しく思っています。先日、ケンブリッジ飛鳥選手が区長室に来てくれまして、サインを書いてくれました。現在、庁舎2階のこうとう情報ステーションに展示しています。みなさんに見てもらいたいです。
それから、女子バスケットボールのキャプテン・吉田亜沙美選手です。区立東陽小学校の卒業生で、日本の司令塔なので、頑張ってほしいと思います。
競泳では、女子100メートルバタフライなど7種目に出場する池江璃花子選手です。現在、高校生で、亀戸2丁目にあるルネサンス亀戸で練習して、強くなりました。
柔道では、女子63キロ級に出場する田代未来選手は、株式会社コマツに所属して、区内のコマツ永代道場で稽古しています。
そして、メダルの期待がかかるバドミントンでは、豊洲1丁目の日本ユニシス株式会社所属の7選手が出場します。7月8日に、私のところに訪問していただきました。このような選手が江東区にはたくさんいらっしゃる、江東区関連の選手がたくさんいるので、こどもたちの活動が活発になってきているなと思います。そうした意味でも、オリンピックは地元あるいは日本の選手が活躍しているということは、日本全体に元気を与えてくれるんだなと思っています。

7月8日に区長を表敬訪問した日本ユニシス株式会社所属のバドミントン選手

7月8日に区長を表敬訪問した日本ユニシス株式会社所属のバドミントン選手

1 国際交流員の任用について

区では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、地域の異文化理解を促進し、外国人来訪者への「おもてなし」の体制を確立するとともに、日本人にない視点を活かして、効果的に江東区の魅力を海外に発信するため、今年度から新たに外国籍の国際交流員を任用いたしました。
今回任用した国際交流員の人数は1名。女性で、カナダから来ていただきました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人への「おもてなし」や区の魅力発信、外国語を通しての異文化理解など、区の国際化の目的もあり、その点で活躍していただきたいと思っています。

国際交流員 辞令交付式の様子

国際交流員 辞令交付式の様子

質疑応答

  • (1)国際交流員の任期や今後の活動内容について
    【区長】
    任用は1年間ということで、1年ごとに更新していきます。
    外国人の目線で、区のホームページを外国の方々が見たときにどう思うか。東京オリンピック・パラリンピックの準備に向けての検討を進めていますが、そこに外国の方からの新しい感性を注ぎ込んでもらいたいと思っています。
  • (2)今回任用した国際交流員の経歴について
    【国際交流員】
    カナダでは塾の先生をして、こどもたちに数学や理科などを教えていました。その他には、文化的なイベントの手伝いとして、通訳や翻訳をやったり、イベントの企画をお手伝いさせていただいたり、そのような仕事をやっていました。
  • (3)国際交流員を任用するまでの経緯について
    【区長】
    職員提案制度があり、このようなことをやろうと提案があり、それが採用されて、クレア(CLAIR:一般財団法人自治体国際化協会)にお願いをしていらっしゃいました。
    江東区の職員をクレアに派遣してくれないかと言われました。外国で2~3年働いて、戻ってからその経験を行政に活かしたらどうかということで、3年間、シンガポールへ行っていただきました。現在、2人目の男性職員が入れ替わりとしてシンガポールへ行っています。

2 江東区地域包括ケア全体会議の開催について

高齢者や障害者の方々が、長い間住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、江東区では地域包括ケアシステムの構築を進めておりますが、この度、その取り組みを一層推進するため、「江東区地域包括ケア全体会議」を8月1日に開催しました。
ケアシステムは、医療、介護、生活支援など多岐にわたっていますので、それをみんなが一緒になって考え、対策を検討していかなければなりません。医療だけやっても十分ではない。介護だけやっても十分ではない。また、いろいろな生活支援の面も連携しなければいけないということで、先日開催した第1回の会議では45人の医療・介護・福祉の専門職が一堂に会しました。会議では、ケアシステムの理念や必要性を確認するとともに、職能の違う専門職がお互いを知り合い、「チーム」として力を合わせて連携を深めていく。そのようなことが大切だと思っています。
今回、全体会議のもとに在宅医療連携や認知症など5つの部会を体系付けて、具体的な議論は各部会で行っていくことになります。全体会議は、各部会をまたいで対応すべき課題や大局的な見地から検討・調整すべき事項などを所掌してまいります。また、システムづくりは、地域特性に応じて作り上げるものですが、行政や専門職だけで進めるものではなく、地域全体を巻き込んで取り組んでいく必要があると考えています。そこで、システムの理念を共有化して、区民への普及を会議運営方針の一つに掲げ、今回、システムを区民にわかりやすく伝えるため、また、区内の専門職が共通認識を確認するツールとしてリーフレット作成に取り組むことになりました。

8月1日に開催された第1回江東区地域包括ケア全体会議

8月1日に開催された第1回江東区地域包括ケア全体会議

質疑応答

  • (1)リーフレットの作成時期について
    【区長】
    年度内にまとめて、まとまったものを来年度発行しようということになると思います。

3 森下文化センター リニューアルオープンについて

改修工事のために約1年間、休館しておりました森下文化センターですが、8月2日にリニューアルオープンしました。
1階にあります「田河水泡・のらくろ館」に新たに映像コーナーを設けました。また、ちばてつやさんをはじめといたしまして、著名な漫画家のサイン色紙コーナーも設置いたしました。さらに、4階にありますAVホールの壁面に鏡を設置するなど、区民のみなさんのご意見をききながらご希望に沿うように改修しました。
今回のリニューアルに伴い、8月20日の土曜日に「のらくろまつり」と銘打った記念イベントを開催いたします。
また、2階にある「工匠館」(こうしょうかん)では、江戸切子や簾の作成といった伝統工芸の体験などができる「夏休み職人の技体験」も開催します。
そして、今年4月に発生した熊本地震で被災された方を応援するために、「のらくろ」と「くまモン」のイラストがプリントされた「熊本応援Tシャツ」を販売します。販売によって得られた利益は、全て熊本県の復旧、復興のために寄付します。こども用と大人用の2種類あります。こども用は1,300円、大人用は1,600円で、8月20日から来年3月31日まで、森下文化センターで販売します。たくさん買っていただいて、できるだけ熊本の復興支援をしたいと考えています。

森下文化センター「田河水泡・のらくろ館」

森下文化センター「田河水泡・のらくろ館」

4 その他の質疑応答(中央防波堤埋立地の帰属問題について)

  • (1)大田区との協議に関して、現状の進捗状況について
    【区長】
    今まで事務方で両区とも部長・課長、東京都行政部の立会いの下、昨日4回目の話し合いをやってきました。両方の主張を出して、まず確認したのが2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに決めましょうということが一つ。新海面処分場もありますが、内側処分場と外側処分場の2つについてもやりましょう、と確認したのが1~2回目です。3~4回目の協議の中では、両区の主張の内容について、両区で出し合いました。そして昨日の4回目の協議で大田区側も資料を出して、両方出し合いました。これについて次回からは、反論する、あるいは確認しあう。そのような作業にこれから入っていきます。
    話し合いがつかなければ調停に上げざるを得ないと思っていますから、いずれかの段階で調停に上げることになろうと思います。このような議論の積み上げやそれぞれの主張、それに対する反論、いろいろやった結果、最終的に調停に上がったら東京都がこのような判断をしましたとなれば、両方の区民がその決定はいたし方ないとなるように持っていかなければ、私はいけないと思います。

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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