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更新日:2017年1月19日

定例記者会見 平成27年4月30日分

1.区長就任挨拶

この度の区長選挙で、多くの区民の皆さんのたくさんの票をいただきまして、再び当選させていただきました。たいへん身の引き締まる思いであります。
江東区は、ご存じのとおり、5年後に東京オリンピック・パラリンピックが開催され、数多くの競技が区内で実施されます。そして来年11月には、豊洲新市場が開業します。また、地下鉄8号線の早期建設を目指さなくてはなりません。人口も急激に増加しておりまして、こどもの数がたくさん増えているのと、同時に高齢者の数も増えています。高齢者は、平成12年の介護保険制度が開始した時は、5万2000人でしたが、今年の1月1日には10万人を超えました。そうした意味では、多子化と高齢化が一度に押し寄せています。こうした問題に素早く対応する責任が行政にはあり、これからの5,6年間は江東区にとっては、大きな変革期、非常に区政運営が難しい時期にあたります。
こうした時期に3期目当選させていただいて、今まで以上に「意欲とスピードと思いやり」を持って、全力で区政を推進していきたいと思っております。

2.ネパール地震見舞金について

25日にネパールで大地震が発生し、ネパール政府によると死者5000人以上、負傷者約1万人に上っているとのことです。これまでも江東区は、外国の大震災に対しては、いつも支援など、協力してきました。今回も、区として公費から50万円見舞金を贈ることとにいたしました。

3.豊洲新市場の千客万来施設の事業者撤退について

豊洲新市場における千客万来施設の事業者(喜代村)が辞退することになりました。
今日、区長名で都知事宛に抗議の文書を送りました。部長、担当部長、課長が都庁に行って市場長に対してその文書を手渡してきました。当然知事の方にもすぐ伝わっていると思います。
市場移転については、都議会時代からずっと様々な意見・提案を申上げ、都議会で議論を重ねてきました。その結果、現在の築地市場の場外と同じようなものを豊洲に持ってこなければ了承できない。市場機能だけでは、地域に何のメリットもないため、賑わい施設を建設するべきだと言い続けてきました。当時は、石原知事でしたが、了承いただいて、千客万来施設という名称で、賑わい施設だけでなく、年間420万人が訪れるであろうという施設を造るということになりました。後に私が平成19年から区長になりましたが、その点についても、いろいろと市場と協議を重ねて今日に至っています。しかし、残念ながら大和ハウス工業がまず撤退し、4月28日に喜代村が撤退ということになってしまいました。このことについては、私は、東京都の対応が悪かったのだろうと思っています。千客万来施設が市場のオープンと同時に開設するという約束は、東京都が江東区のみならずオール都民に対する約束ですから、それが果たせなくなるということは、東京都の責任は重大だと思います。
これから、時間がないなかではありますが、また新たに公募するような話も聞いております。来年の11月にオープンできるのかどうか。市場と同時にオープンを目指して最大限努力をするのが東京都の責任だと思いますし、都民に対する約束でもありますから、そうした責任をしっかり果たしてもらいたいと思っております。
これまでの都と区の信頼関係をも崩しかねない事態に至ったことは、江東区として誠に遺憾であります。同時開設を目指して今から猛烈なスピードで都が努力を進めることを強く申し入れ行いました。

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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