令和8年9月1日号(こうとう区報)テキスト版2・3面
(1面つづき)トイレが使えない その時のために まずは試して必要な備えについて考えてみてください

区では避難所の確保や食料・携帯トイレ等の備蓄を進めていますが、災害時に自宅の安全が確保できる場合には、避難所へ行かず自宅で過ごす「在宅避難」を推奨しています。「在宅避難」は、プライバシーや生活リズムの確保により身体への負担やストレスを減らすことができるとともに、感染症のリスクも低減できます。
地震などにより下水道や配管が破損すると、トイレが長期間使用できなくなることがあります。区では約18.5万個の携帯トイレを備蓄していますが、災害時には多くの携帯トイレが必要となるため、自宅で安全に過ごすには、各家庭の「自助」による備えが不可欠です。今回全世帯に配布する携帯トイレを実際に体験し、備蓄を始めるきっかけにしましょう。
実際に体験することから始めよう!
今回お届けした一番の目的は、「実際に使って、体験してもらうこと」。災害が起きて混乱するなか初めて開封するのでは、正しく使うことは困難です。事前に一度使っておく体験が、いざという時のストレスのない行動につながります。

配布内容

- 携帯トイレ 1人あたり15個
(1)凝固剤タイプ 5個
(2)吸収シートタイプ 5個
(3)防臭袋付き凝固剤タイプ 5個
3つのタイプのうち、使いやすいものを選んで、必要なものを買い足しましょう

- 便器カバー 3枚
- 防臭袋 2枚
- トイレガイドブック 1冊
- リーフレット 1枚
携帯トイレの使い方
手順1

便座を上げて、別添えの便器カバー(青色)を便器にセットします
(注釈)便器カバーが無くなった場合、ポリ袋(家庭用のごみ袋など)を活用してください
手順2

(1)~(3)に同梱(どうこん)の汚物処理袋(黒色)を便座にセットします
手順3

【凝固剤タイプ】
排泄(はいせつ)後、凝固剤をまんべんなくふりかけます
【吸収シートタイプ】
排泄前に袋の底にシートを敷きます
手順4

汚物処理袋の中の空気を抜き、しっかりと結びます。汚物処理袋を別添えの防臭袋(注釈)(白色)またはポリ袋に入れ、廃棄します
(注釈)防臭袋付き凝固剤タイプは同梱
お試し用トイレの廃棄方法
便は付着した吸収シートなどをできる限り取り除いた上でトイレに流し、残ったものは燃やすごみの日に廃棄してください。他の燃やすごみと同じごみ袋に入れて廃棄できます
(注釈)災害使用時は、廃棄方法が異なります。詳細はガイドブックなどでご確認ください
携帯トイレの使い方は動画(YouTube)でもご案内しています
トイレガイドブックで災害時のトイレ対応手順を確認しよう!
災害時に排水設備が壊れたまま水洗トイレを使うと、汚水があふれたり漏水したりする恐れがあります。このようなトラブルを防ぎ、自宅で安心して生活を続けるためには、正しい対応手順を知っておくことが不可欠です。
建物によって排水設備の仕組みは異なります。同封の「トイレガイドブック」に集合住宅・戸建住宅それぞれの対応が掲載されていますので、必ずご一読ください。具体的な点検箇所や手順を確認し、災害時に備えましょう。

トイレガイドブックをお手元に!

点検方法や手順はガイドブックに詳しく掲載されています。内容を確認したあとも、災害時に慌てないよう、必ず冊子をお手元に置いておきましょう。
災害時のトイレの備えチェックリスト
携帯トイレ
家族の人数×トイレに行く回数×備える日数=必要な数
(注釈)1人あたり1日5回分が備蓄の目安です
(注釈)できれば1週間分備蓄しましょう
トイレットペーパー
経済産業省では、1か月分(4ロール/人)の備えを目安にすすめています。実際に、どのくらい必要か計ってみましょう。
照明
照明は、両手が自由になり空間全体を照らすことができるものを備えましょう。
手指消毒剤
断水したときも手を衛生的に保つためにアルコール消毒やウェットティッシュなどを備えましょう。
ポリ袋
携帯トイレを便器に取りつけたとき、ぬらさないようにするためのポリ袋も一緒に備えましょう。
ふたつきの容器
においがもれないようにふたつきの容器等を備えましょう。
その他
安心してトイレを使うため、他に必要なものがないか考えましょう。
もしもの時のために
【問い合わせ】防災計画課防災計画係
電話:︎03-3647-9584、Fax:03-3647-8440
「江東区防災ポータル」と「江東区防災アプリ」で情報の確認を
大規模災害時には、区内の被害情報や避難所開設情報等の区の防災に関する情報をリアルタイムに確認することができます。平常時は交通情報と気象情報も確認できます。
江東区防災アプリ
江東区防災アプリの操作を動画でわかりやすく説明しています。アプリのダウンロード後にぜひご覧ください。
家具の転倒防⽌の対策を
大きな地震が発生すると、家具の転倒や落下によってけがをする危険があります。特に寝室やこども部屋では、タンスや本棚が倒れることで避難経路がふさがれてしまうこともあります。地震による負傷の多くは家具類の転倒や落下が原因とされています。日ごろから家具の固定を行い、被害を減らしましょう。
家具転倒防止器具は、家具を壁や天井に固定し、地震の揺れによる転倒を防ぐための器具です。家具の種類や設置場所に応じて適切な器具を選びましょう。
【主な種類】
- L字金具(家具を壁に固定)
- 突っ張り棒(家具と天井の間を固定)
- 転倒防止ベルト
- 粘着マット
【チェックすべき点】
- タンスや本棚を固定している
- 寝ている場所の近くに背の高い家具がない
- 家具の上に重い物を置いていない
- 避難経路をふさぐ家具がない
防災⽤品あっせん
区内在住の方、区内に勤務している方を対象に、非常食や家具転倒防止器具などの家庭用防災用品を特別価格であっせんしています。家族構成や住居環境に合わせてお選びください。
感震ブレーカーを配付・設置補助しています
地震における火災の半数以上は、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生する火災など電気に起因します。震災時の家庭における出火を抑制するため、火災危険度の高い地域を対象に感震ブレーカーの配付・設置助成を行います。詳細は区ホームページをご確認ください。
【対象地域】三好2丁目、亀戸3・5丁目、大島2・7丁目、北砂3~7丁目、東砂4・5丁目、南砂4丁目
(注釈)対象地域内に住宅を有し、現に居住している個人の方が対象です
【助成内容】
分電盤タイプの設置工事費の助成
住宅を有する方:対象経費の2/3(上限5万円)
(注釈)1世帯につき1回限り
簡易タイプの無料配付
区の令和5年度の簡易型感震ブレーカー無料配付に申し込んでいない世帯
(注釈)1世帯につき1台限り
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
