令和8年6月1日号(こうとう区報)テキスト版1面
6月23~29日は男女共同参画週間 あなたらしさが、社会のチカラ

アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)で、自分や誰かの“自分らしさ”を抑えつけていませんか?
- 男性のメイクや肌のお手入れについ驚いてしまう
- 親が単身赴任中」と聞くと、父親の方だと思ってしまう
- 男性が「お弁当を作っている」と言うと感心される
- 女の子には、女の子っぽい服を着てほしい
- 避難訓練では、男性がリーダーになりがち
- こどもが泣いたとき「男の子なんだから」と言ったことがある
区長コラム 「あなたらしさ」を大切に

江東区長 大久保 朋果
私の生まれは昭和46年、「団塊ジュニア」世代です。当時は、出産後働き続ける女性が少なく、育児休業制度もなく保育園も足りない時代。幼稚園教諭として働いていた母は、生後2か月から私を無認可保育園に預け、職場復帰しました。
夫である父も協力的で、保育園の送迎などを担当していたとか。通勤時におんぶひもで私をおんぶする父の姿は珍しかったようで、「若いお嬢さん達にくすくす笑われたのが恥ずかしかった」と思い出話で語っていました。
その後も母は定年まで働き、私はいわゆる「鍵っ子」でした。「こどもがかわいそう」「そんなにまでして働かなくても」と心配されることもあったようですが、私自身は、少し寂しい時もありましたが、女性が働くことを普通のことと思い育ちました。
今は、「女性が出産後も働くこと」「男性が育児を担うこと」は当たり前になりましたね。50年経って、みんなの意識や考え方が変化してきたことを感じます。50年前には、「ハラスメント」という言葉もありませんでしたね。「セクハラ」「パワハラ」「カスハラ」など、誰かが我慢してきたこと、つらい思いをしてきたことを皆が改めて意識し、「我慢することないよ、いやだと言っていいよ」という世の中になりました。
私たちは、無意識に、思い込みによって、自分の世界を狭めていることがあるかもしれません。個性や生き方、「あなたらしさ」を大切にする、そして周りの人の「その人らしさ」を尊重することができたら、もっと暮らしやすいまちになるかもしれません。
思い込みから離れて、本当の「あなたらしさ」についてみんなで一緒に考えてみませんか?
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