令和4年5月11日号(こうとう区報)テキスト版3面
生活保護制度 暮らしに困ったときは相談を
生活保護は、日本国憲法第25条の定めに基づき、現に暮らしに困っている国民の誰もが利用できる制度です。「病気やけがなどで収入がない」、「働いていても収入が少ない」など、生活費や住宅費、医療費等に困っている方に対して、その不足分を補うとともに、自立した生活ができるよう支援します。
生活保護費は、国の決めた保護基準(最低生活費)と世帯の収入を比較して、収入が保護基準を下回る場合に、その足りない部分が支給されます。ただし、生活保護に優先して、世帯の状況に応じて次のような努力を行っていただくことになります。
- 預貯金、不動産、生命保険などの資産を活用する
- 健康状態や能力に応じて仕事をする
- 年金や各種手当など他の制度を活用する
[相談窓口]
深川地区、東砂6~8丁目、南砂、新砂、海の森:保護第一課(区役所2階24番)☎3645-3106、℻3647-4917
亀戸、大島、北砂、東砂1~5丁目、夢の島、新木場、若洲:保護第二課(大島4-5-1総合区民センター1階)☎3637-2707、℻3683-3722
福祉会館のご利用を 高齢者・障害者の「元気」を応援
福祉会館は、区内に居住する60歳以上の方と障害のある方が「生きがい・仲間・健康づくり」「介護予防」を目標に活動を行っている施設です。
各種教室・自主活動など
レクダンス、民謡、民踊、歌唱、囲碁、将棋など各館、特色ある事業を行っています。さまざまな事業を通して、趣味づくり、仲間づくりができます。
介護予防グループ事業
体操や保健に関する指導など、各館さまざまな視点から「健康」に過ごせる取り組みを行っています。
ご利用について
ご利用にあたって、入館票を作成します。健康保険証などの住所、氏名、生年月日が確認できるものをお持ちください。
【場所】下表のとおり
館名 | 電話・FAX番号 | 開館日・時間 |
古石場福祉会館(古石場1-11-11) | ☎3641-9531 ℻3641-9531 | [開館日]火~土曜、第2・4日曜(敬老の日以外の祝日および年末年始は休館) [開館時間]9時00分~17時00分 |
塩浜福祉会館(塩浜2-5-20塩浜プラザ2階) | ☎3647-3901 ℻3647-1941 | |
東砂福祉会館(東砂7-15-3) | ☎3646-0461 ℻3648-9247 | |
東陽福祉会館(東陽6-2-17高齢者総合福祉センター1階) | ☎3647-8180 ℻3647-8129 | [開館日]月~土曜、第1・3・5日曜(こどもの日・敬老の日以外の祝日および年末年始は休館) [開館時間]9時00分~19時00分(日曜、祝日の開館日は18時00分まで) |
千田福祉会館(千田21-18) | ☎3647-0108 ℻3647-0109 | |
亀戸福祉会館(亀戸1-24-6) | ☎3685-8208 ℻3683-4851 | |
大島福祉会館(大島4-5-1総合区民センター3階) | ☎3637-2581 ℻3637-2881 |
(注釈)各館の事業、行事の情報は区ホームページまたは各館へお問い合わせください。
【費用】原則無料(事業により、材料費がかかる場合あり)
【問合先】各福祉会館
その他施設
ふれあいセンター、グランチャ東雲でもさまざまな事業を行っています。詳細は区ホームページをご覧ください。
【問合先】長寿応援課長寿応援係☎3647-4541、℻3647-9247
光化学スモッグにご注意を 発令・解除情報をメールでお知らせ
4月から9月にかけて、日差しが強くて気温が高く、風の弱い日は「光化学スモッグ」が発生しやすくなります。
自動車や工場等から排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物が、太陽の紫外線と光化学反応を起こし、光化学オキシダントを発生させます。光化学スモッグとは、この光化学オキシダントが空中に滞留して白くモヤがかかったようになる現象です。
高濃度の光化学オキシダントは、目やのどの粘膜を刺激するので、目がチカチカする、のどが痛い等の健康被害が発生することがあります。
区は、都による光化学スモッグ注意報等の発令時には、保育園、小・中学校および出張所等に表示板を掲示し、注意を呼びかけています。
注意報等が発令されたら
次のことにご注意ください。
- なるべく屋外に出ない
- 屋外での運動はひかえる
- 自動車の使用はひかえる
- 目またはのどに刺激を感じたときは、水道水で洗眼またはうがいをする
健康被害を受けたら
最寄りの保健所等に連絡・相談してください。
[月~金曜の8時30分~17時00分]
- 保健所保健予防課☎3647-5879、℻3647-7068
- 城東保健相談所☎3637-6521、℻3637-6651
- 深川保健相談所☎3641-1181、℻3641-5557
- 深川南部保健相談所☎5632-2291、℻5632-2295
- 城東南部保健相談所☎5606-5001、℻5606-5006
[その他の時間帯]
- 東京都保健医療情報センター☎5272-0303、℻5285-8080
光化学スモッグの発令・解除情報をメールでお知らせ
東京都環境局のホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)では、都内各地の発令状況やオキシダント濃度等を公開しています。また、同ホームページからメールアドレスを登録した方には、光化学スモッグ注意報等のメールが配信されます(江東区の地域は区東部です)。ご活用ください。
微小粒子状物質(PM2.5)情報を都のホームページでお知らせ
都が区内に設置している測定局3地点(大島・亀戸・辰巳)で常時測定しており、東京都環境局のホームページで1時間ごとの測定結果を確認できます。
[東京都環境局ホームページ]
【ホームページ】https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
【問合先】環境保全課調査係☎3647-6148、℻5617-5737
ゼロカーボンシティ江東の実現に向けて 1 できることからアクション
区は、2050年までに温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量実質ゼロをめざしています。二酸化炭素の排出量の約6割は、国によれば、衣食住を中心とする日常生活によるものです。このコラムでは、日常生活における脱炭素行動と暮らしのメリット「ゼロカーボンアクション30」を、紹介していきます。個人や企業でぜひ取り組んでください。
エネルギーを節約・転換しよう
1.クールビズ・ウォームビズ
気候に合わせた過ごしやすい服装と適切な室温・給湯器の温度設定をする。光熱費の節約と冷房の効き過ぎによる体温調節機能の低下防止になります。
2.節水
歯磨きや洗い物の時、水を流しっぱなしにしない。
3.節電
家電の使用時間を減らす。モニター、照明器具の照度が明る過ぎないように調整する。
4.宅配サービスをできるだけ一回で受け取る
宅配ボックスや置き配、日時指定の活用は、配達の人員、輸送燃料を削減できます。
5.省エネ家電の導入
省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・LED照明等を利用、買い換えをする。商品券等に交換可能な「東京ゼロエミポイント」が付与される家電があります。詳細は東京都のコールセンターへお問い合わせください☎0570-005-083
6.消費エネルギーの見える化
スマートメーターの導入で節電を数字で実感、ゲーム感覚で楽しみながら省エネに取り組めます。
7.再エネ電気への切り替え
自宅に太陽光パネルを設置できなくても、再生可能エネルギー普及に貢献できます。毎年秋頃、再エネ共同購入の東京都の「みんなでいっしょに自然の電気」キャンペーンが実施されます。
一人ひとりの行動の積み重ねがゼロカーボンに
電力需給ひっ迫警報発令があった3月22日は、厳しい寒さと悪天候でしたが、家庭や職場などでの多くの方の節電の協力のおかげで停電が回避されました。一人ひとりの行動は積み重なって大きな効果となります。皆さんも始めてみてください。
【問合先】温暖化対策課環境調整係☎3647-6124、℻5617-5737
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください