ここから本文です。
更新日:2024年7月12日
仙台堀川公園は「江東区みどりの基本計画」において「みどりの拠点」として位置づけており、生き物の生息・生育場所としてまとまりのある緑地や、健全な樹木の生育の推進を担う場所としています。
自然観察池は、本計画や住民の方々等との協議を踏まえ、小学校に隣接した環境学習の場として令和5年度にリニューアルいたしました。
自然観察池の場所にはかつて八ツ橋の池という淡水池があり、汽水の川や運河が流れる江東区において、トンボやカエルなど、淡水に暮らす生き物にとってとても貴重な場所となっていました。
そのため、自然観察池でも同様の環境を目指すとともに、人の立ち入りができるエリアとできないエリアを分けることで、より生き物が安心して過ごせるような環境の確保を目指しています。
【開場時間】9時00分~17時00分
(令和6年7月10日~9月8日は、9時00分~16時30分)
【休場日】毎週月曜日
※月曜日が祝日の場合は翌日
【アクセス】電車:新宿線[大島駅]より下車徒歩17分
東西線[南砂町駅]より下車徒歩25分
バス:亀23系統[北砂五丁目]より下車徒歩6分
生物多様性とは、生物たちの豊かな個性とつながりのことです。地球上には3000万種ともいわれる多様な生き物が生息しているといわれ、これらの生命は一つひとつに個性があると同時に、お互いに関わり合いながら生きています。
しかし、近年では開発や乱獲、自然に対する人間の働きかけの縮小、アメリカザリガニなどの外来種や化学物質の持ち込み、地球温暖化による地球環境の変化など、主に人間活動の影響によってたくさんの生き物が危機にさらされており、絶滅のスピードは自然の速度の約1000倍にもなっていると言われています。
自然観察池は地球上で見たら非常に小さな場所ですが、このような生き物が安心して住めるような環境を創出し、そして自然のことについて知ってもらうことが生物多様性の保全につながる一歩となります。
そのために、多くの生き物が安心して住めるよう、みんなで大切に守り育てていきましょう。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください