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更新日:2023年9月6日
江東区では、全区立小学校と義務教育学校の5・6年生を対象とした「カーボンマイナスこどもアクション」を環境月間である6月に実施しています。
このたび、株式会社ダイエー様から「水と緑豊かな地球環境にやさしいまち」のために使ってほしいと465,354円の寄附がありました。株式会社ダイエー様では、有料レジ袋の収益金を店舗が所在する自治体の環境保全や社会貢献を目的とした基金等に寄附されています。今回も江東区には、2022年3月から2023年2月分の豊洲店、東大島店、南砂町スナモ店の3店舗の収益金を寄附していただきました。
また、江東区エコライフ協議会からも47,452円の寄附をいただきました。
寄附金は、本事業に充当して活用させていただきます。
株式会社ダイエー豊洲店長の草間様に環境清掃部長より感謝状を贈呈
地球を包んでいる大気には、太陽からの熱を閉じ込める「温室効果ガス」がふくまれ、そのガスのおかげで、地球の平均気温が快適な温度に保たれています。
しかし、ガスの主な成分「CO₂(二酸化炭素)」が私たちの生活の中からたくさん出され、地球の平均気温が上がっています。
これが地球温暖化です。
地球温暖化がこのまま進むと、洪水や海面上昇によって、被害が生じる危険性があります。また、気温が上昇し続けると、暑さに弱い農作物がとれなくなるといわれています。他にもさまざまな影響があり、私たちだけでなく、次の世代の人々にもその影響が続いていきます。
地球温暖化を防止するためには、主な原因となるCO₂の排出量を削減することが大切です。
CO₂は家庭からも出され、その多くが照明や家電製品などでの電気の使用によるものです。他にも、ガスでお湯を沸かしたり、自家用車を利用したりすることによる、ガスやガソリンの使用も原因となっています。
江東区では、家庭でのCO₂排出量削減対策として、平成20年度より他区に先駆けて「カーボンマイナスこどもアクション」事業を開始しました。
本事業は、こどもたちが環境について身近に考える機会となり、また、環境への配慮を保護者と一緒に生活の中で考える契機となることを目的として、全区立小学校と義務教育学校の5・6年生が、地球温暖化の原因となるCO₂排出量削減に向け、家庭において環境活動に取り組み、その結果を記録シートに記入する活動です。
こどもたちは、「だれもいない部屋の電気(照明)を消そう」や「ごみの分別をしよう」など、その日に自分ができた行動や、家族も一緒にできた取り組み項目を、1か月間記録シートに記入し、家庭でのCO₂排出量を削減します。
区立小学校・義務教育学校の5・6年生6,672人が、環境月間の6月に、カーボンマイナスこどもアクションに取り組みました。
家庭でCO₂を削減する行動(アクション)として、「だれもいない部屋の電気(照明)を消そう」、「ごみの分別をしよう」などに取り組み、1か月間で一人あたり平均25.6kg、全体で約171トンが削減されました。
今年度は、毛利小学校が最優秀賞となり、区長からトロフィー、木製の賞状、区役所屋上産はちみつ(NPO法人江東区ハニービー・プロジェクトより寄贈)が手渡されました。また、優秀賞4校にも同様の品々が、入賞3校には木製の賞状が贈られました。
幅広い世代が、ご家庭でのCO₂排出量の削減に取り組んでいけるように、通年版の記録シートを作成しました。
記録シートは、毎日のCO₂削減量を簡単に計算することができ、ご家族と一緒に環境について考えながら取り組める仕様になっております。
画面下「関連ドキュメント」からダウンロードができます。
また、以下の場所でも配布もしています。
【配布場所】防災センター6階5番窓口又はえこっくる江東(環境学習情報館)
みんなで環境問題を再認識するきっかけにし、記録シートで実践してみませんか。
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