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トップページ > 文化・観光・スポーツ > 文化・歴史 > 歴史・文化情報 > 2階こうとう情報ステーション展示

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更新日:2025年10月19日

ページ番号:19047

2階こうとう情報ステーション展示

寄贈された生活道具や生産道具をはじめとする民俗資料、区無形文化財保持者が製作した伝統工芸品などを月替わりで展示しています。場所は、区役所2階「こうとう情報ステーション」の奥側(ATMへの入口付近)にある展示ケースです。

【江東区の伝統工芸】木工(桶)

桶製作は、水分を吸ってふくらんで合わせ目をきっちり閉じる木の性質をいかし、短冊形に割った側板を円筒形にならべて竹や金属でつくった細いタガで結んで固定し、底板をはめ、水を漏らさずにたくわえる容器「結物」(ゆいもの)をつくる技術です。

材料は樹齢300年を超える木曽産のサワラを用います。サワラは、年輪が緻密(ちみつ)で揃っていることから均等に収縮する性質を持ち、また油分が多いため水や酸に強いことが特長です。

サワラを使った桶は、手に持てば軽く、木の香りもやわらかい、日本人によくなじんだ生活道具です。

現在、区無形文化財保持者である川又栄風氏が伝統の技を伝えています。

2025年10月展示その2

容器の歴史

刳物(くりもの)

桶が普及する前には、木製の円筒形容器として、丸太を刳(く)り抜いて筒形に加工した「刳物」があり、弥生時代には使われていました。

曲物(まげもの)

飛鳥時代ごろには、檜(ひのき)などの針葉樹を薄く剥(は)いだ板を丸め、樹皮で綴(と)じた「曲物」が登場し、中世にかけて広く使われました。

結物(ゆいもの)

現在の桶となる「結物」が登場したのは平安時代末から鎌倉時代初期です。室町時代に入ると全国的に普及しました。短冊形の側板を正確に加工する技術が、このころに確立したものと考えられます。

展示中の作品

江戸櫃(えどびつ)

お櫃として、炊きたてのご飯だけでなく寿司飯や炊き込みご飯にも最適。洋白銀のタガを用いることにより、サワラの木地とあいまってさわやかな印象を与えています。

2025年10月展示その2・桶

これまでの展示

お問い合わせ先

地域振興部 文化観光課 文化財係 窓口:区役所4階32番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽4丁目11番28号

Fax:03-3647-8470

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