本区議会議員の不起訴処分を受けての議長コメント

　山本香代子議長が本区議会議員の不起訴処分を受けての議長コメントを発表しました。

山本香代子議長のコメント

　令和5年4月23日執行の江東区議会議員選挙において、本区議会議員の千田昌寛議員が、選挙期間中にネット有料広告を掲載したことについて、公職選挙法違反の疑いで書類送検されたとの報道がなされておりましたが、本年11月に不起訴処分となったことが明らかとなりました。

　本区では、政治の信頼が損なわれる事態が続いており、公平・公正で開かれた区政の発展に向けて取り組む中、このような事態が発生し、私はその推移を慎重に見守ってまいりました。

　今般、不起訴という判断となりましたが、公職選挙法に抵触する疑いのある行為を行ったことは事実であり、私は、千田昌寛議員に対しまして、本事案について重く受け止め、二度とこのようなことが起こらないよう厳重に注意しました。

　私たち区議会議員は、区民からの厳粛な信託を受けた立場を十分認識し、公職選挙法をはじめとした各種法令を遵守するとともに、高い倫理観と責任をもって議員活動を行わなければなりません。

　本区議会では、議員が遵守すべき倫理基準等を定めた「江東区議会議員政治倫理条例」の制定に向け、現在議論を重ねているところでありますが、私は議長として、引き続き、議会改革に取り組み、区民の皆様に信頼される議会運営に全力を尽くしてまいります。

　令和6年12月17日

　江東区議会議長　山本　香代子