地区家庭教育学級
令和7年度の申し込みを開始しました
江東区教育委員会では地区家庭教育学級を行っています。地区家庭教育学級は幼稚園・保育園の父母会、小学校・中学校のPTAや地域学校協働本部、社会教育関係団体等と教育委員会が共催して実施する、こどもの成長や親の役割についての理解を深めていく学びの場です。PTA、父母の会や社会教育関係団体等が主体的に企画、運営し、教育委員会が支援を行います。
「家庭教育」とは?「家庭教育学級」とは?
「家庭教育」は保護者がこどもに対して行う、私的教育です。起床、食事、排せつなどの基本的生活習慣や人との関係の持ち方、他人に対する思いやり、倫理観、自立心など、生涯にわたる基盤を家庭で育みます。
また、家庭だけではなく、子育ては学校や地域などとともに行っていきたいものですが、都市化や核家族化が進み、保護者が相談できる人や場所が少なくなってるいることは否めません。初めての子育てで右往左往するのはだれでも同じです。
親の無意識の行動、言葉はこどもに少なからず影響します。自分の子育てはこれでいいのかなと、同じ子育てしている保護者が、思いや課題を共有し学んでいく場、つまり大人の学びの場が「家庭教育学級」です。
地区家庭教育学級Q&A
よくある質問です。
Q.「地区家庭教育学級」の目的は何?
A.同じ学校や地区で関わりをもつ保護者が、家庭でのこどもとの関係について、こういうことを知りたい、専門家を呼んで話を聞きたいというものを実現していくのが目的です。大人同士が交流でき、学ぶ機会が一つでも多くあればと考えています。学級を企画する側は少し大変かもしれませんが、みんなで協力し、話し合い、仲間意識が高まることで、保護者同士の今後の地域活動にもプラスになることと思います。
Q.講師はどうやって決めるの?
A.テーマに沿った候補者を話し合って決めます。図書館で本を借りたり、インターネットで調べてもいいでしょう。学校や幼稚園、保育園の先生にご相談してもいいでしょう。心当たりがない場合は、教育委員会にご相談ください。
Q.講師依頼は誰がするの?その時の謝礼は?
A.講師依頼は企画者であるみなさんにお願いしております。マニュアルはご用意してあります。
講師謝礼は教育委員会より支払います。謝礼額は、開催募集要項に記載の基準額を目安にお支払いしています。
Q.開催場所はどうなってるの?
A.幼稚園、保育園、小・中学校の教室やホール、体育館などが多いです。学校、園行事と重ならないように、先生と相談の上、日時、会場を決めてください。
Q.せっかく参加するなら、こどものことを気にせずに参加したいのですが・・・。
A.希望があれば一時保育(1歳3ヶ月以上就学前までのこどもが対象)を実施することも可能です。(学習会場とは別に保育室の確保が必要となります。)また、事前のオリエンテーションも行います。
Q.最近はどんな講座が人気ですか?
A.こどもの心理を知る講座はもちろん、親の心を整えるためのアンガーマネージメントやこどもを守るための防災、スマホをめぐる問題を考える講座、体を動かす講座なども人気です。(子育てや親育ちに関係のないテーマの場合は、内容を変更していただいています。)
Q.個人的に講座を主催できないの?
A.個人的に講座を開催するものではなく、幼稚園・保育園の父母の会、小・中学校のPTAや地域学校協働本部、江東区社会教育関係団体といった団体が主催となります。
Q.企画者(主催者)になってみたいのですが
A.PTA、父母の会などで本部や、研修担当の部や委員会に参加してみてはいかがでしょうか。そちらに参加することで、同じ立場の仲間ができれば、活動の輪が広がるかもしれません。
Q.教育委員会とのやり取りはどうしてるの?
A.ほとんどの場合、メールか学校の交換便での対応になります。
学校に印刷したチラシを届ける場合も学校の交換便を使っています。
開催までのながれ(通常の場合)
- 開催までのながれを見てみましょう!
- 開催の募集
- 開設希望申請・・・開設希望申込書を提出、テーマ、内容、日時、一時保育の有無など概ね決めます。
- ↓審査、決定通知
- 講師交渉、決定
- ↓必要があれば講師についてご相談ください
- 企画プログラムシート提出
- 募集チラシ作成
- ↓教育委員会がチラシの印刷、送付
- 募集チラシ配布
- 参加者名簿、一時保育利用者名簿作成
- ↓
- いよいよ!講座開講です!!
- ↓
- 実施報告書の作成
- 大まかではありますが、以上の様な流れになります。
- ぜひ、父母の会、PTAなどに参加して、地区家庭教育学級を行ってみてください。
【参考】
地区家庭教育学級チラシ1(PDF:550KB)2(PDF:223KB)
関連ドキュメント
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