江東区たばこに関する基本方針について

江東区はこれまで、「江東区歩行喫煙等の防止に関する条例」に基づき、歩行喫煙及びたばこの投げ捨ての禁止について取り組んできましたが、令和2年4月1日に改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例が施行され、歩行喫煙及びたばこの投げ捨ての他に、望まない受動喫煙による健康影響を心配する声も寄せられています。

こうした現状を見据え、区のたばこに関する考え方をまとめるものとして「江東区たばこに関する基本方針」を策定いたしました。策定にあたっては区民の方に基本方針（案）を作成し、アンケート調査を実施いたしました。

基本方針・アンケートの結果につきましては、下記関連ドキュメント「江東区たばこに関する基本方針」をご参照ください。

5つの基本的な対策

分煙社会の徹底を目指して、基本的な対策として5つの取り組みを掲げました。

（1）健康への悪影響を未然に防止するため、受動喫煙をなくす取り組みを進めます。

（2）受動喫煙対策として、禁煙重点地区の拡大と必要に応じた喫煙場所の設置を検討します。

（3）こどもが利用する区の屋外施設等について禁煙化を進めます。

（4）まちの美化に配慮した喫煙マナー啓発の向上に努めます。

（5）たばこに関するご意見や要望について、関係者への働きかけを行うなど丁寧な対応を行います。

対象者：江東区住民基本台帳から満18歳以上の男女を無作為抽出

調査方法：郵送配布、郵送回収又はメール回答

調査期間：令和3年2月12日（金曜日）から3月12日（金曜日）

配布数：1,000枚

アンケート調査票：下記関連ドキュメントをご参照ください。

回答数：373枚/1,000枚（回答率37.3％）

「5つの基本的な対策」について

「評価する・ある程度評価する」89.2％、「あまり評価しない・評価しない」5.6％

5つの基本的な対策についての回答グラフ

「江東区たばこに関する基本方針（案）（全体）について」

「評価する・ある程度評価する」87.7％、「あまり評価しない・評価しない」3.8％

たばこに関する基本方針案全体についての回答グラフ

アンケート調査結果から、江東区たばこに関する基本方針（案）は、一定のご理解をいただいたものと考えます。今後たばこに関する基本方針に沿って、対策を進めてまいります。