木場の木遣
木場の木遣は、徳川家康が江戸城造営の時に連れてきた材木商が伝えたものと言われていますが、確かなことは不明です。
木場の筏師(川並)が、鳶口一つで材木を操る時の労働歌で、たがいの息を合わせるため、掛け声のように即興の詩をつけて歌ったものです。そのため木の大きさによる仕事のテンポの違いから、それぞれフシ(間)の異なるものができました。
近年は各地からの職人が集まるようになって、仕事場では歌われなくなり、今では保存会の人たちによって祝儀の場などで歌われています。
演目
大木遣、大間、中間、早間
地区 | 深川 |
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所在地(所有者) | 木場木遣保存会 |
登録年月日 | 1981年3月31日/1995年3月27日都指定 |
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