牧野家文書 三二二点
牧野家文書 三二二点
亀戸の旧家・牧野家に伝来した古文書群です。総点数は322点を数え、内容は2つに大別できます。1つは同家が江戸時代に「茅屋」(かやや)の屋号を名乗り、地主経営を行っていたことに関するものや、明治時代以降の賞状や絵画などです。もう1つは牧野家の親戚筋にあたる本芝四丁目(港区)の両替商・中井家の古文書です。同家は大坂屋重兵衛を名乗り、江戸問屋組合の両替屋十六番組に加わっていました。
牧野家は、代々「勘四郎」を襲名し、江戸時代には本所に住んでいましたが、亀戸・大島周辺に多くの小作地を持ち、一部は深川などの町屋敷におよび、家守を置いて経営にあたりました。亀戸に転居したのは幕末~明治後期といわれています。その他、文化6年(1809)の伊勢参宮の旅の様子を書き綴った「道中記」からは、当時の旅の実態を窺い知ることができます。
郵便番号 | 136-0071 |
---|---|
住所 | 亀戸9 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 個人蔵 |
登録年月日 | 1989年3月24日/1999年3月26日区指定 |
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください