前原家文書(海苔養殖関係) 9点
前原家文書(海苔養殖関係) 九点
前原家文書は、深川猟師町8ヶ町(清住・相川・佐賀・熊井・冨吉・諸・大島・黒江)のうち、大島町の深川浦漁業組合員の家に伝来した文書です。そのうち海苔養殖に関係する古文書9点が指定文化財となりました。深川浦での海苔養殖は明治12年(1879)に始まり、深川猟師町8ヶ町が砂村浦・葛西浦・浦安浦と連合して海苔養殖を行いました。「深川浦第二海苔営業場証」(写真・明治31年8月)からは、明治34年に公布された国の法律により漁業組合が作られる以前から、深川浦で独自に漁業組合が結成されたことがわかります。海苔養殖の場所は、深川浦・砂村浦・葛西浦・浦安浦で相談して取り決めました。場所により海苔の出来に差があるため、深川浦では毎年9月にくじ引きで各漁師の海苔養殖場を決めました。前原家文書には、割り当てられた場所を記した古文書が残されています。
郵便番号 | 135-0046 |
---|---|
住所 | 牡丹1 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 個人蔵 |
登録年月日 | 1993年3月29日/2010年3月26日区指定 |
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください