紙本着色雄誉霊巖上人像
紙本着色雄誉霊巖上人像
本画は礼盤上に雄誉(ゆうよ)が左向きに座して合掌する姿で描かれ、褐色の衣に金襴の七条袈裟を付けています。画面左下には「寿影雄誉(花押)」と墨書されていることから、雄誉霊巖(れいがん)生存中の作であることがわかります。
画像の上には「□我信外軽毛 敢知旨趣仰惟釈迦此方発遣弥陀即彼国来迎彼喚此遣豈容不去也」とあり、善導大師(ぜんどうだいし)『観経疏』(かんぎょうしょ)序題門の一句が讃としてつけられています。『道本開山雄誉上人伝記』によると、本像は、文禄4年(1595)に雄誉が42歳の時に門弟たちの求めに応じて、画工に命じて描かせたもので、厄除けの法像と呼ばれています。
郵便番号 | 135-0021 |
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住所 | 白河1-1-8 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 雄松院 |
登録年月日 | 1991年3月28日/1994年3月23日区指定 |
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