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更新日:2017年6月12日
江東こどもまつりでオリンピック・パラリンピックのフラッグを歓迎するセレモニーを行いました。TOKIOの山口 達也さん、バレーボールの大山 加奈さんが来てくれまして、大変盛り上がりました。江東区は会場がたくさん設置されますので、先頭に立ってオリンピックにおける気運醸成、そしてオリンピックの成功に向けて全力を上げて頑張っていきたいと思っています。
江東お店の魅力発掘発信事業「ことみせ」では、お店の魅力を発掘して区内外へPRしていく事業をクーポン付き情報誌やウェブサイトで展開しています。
2020年のオリンピック・パラリンピック開催を控えて、外国人観光客による国内消費、いわゆるインバウンド消費が期待される中、ことみせウェブサイトでは、今年の4月から、江東区国際交流員や外国人スタッフが気になる登録店を取材して、わかりやすく読みやすい英語で情報発信しています。
さらに5月からは、英語でのワード検索や、駅探索機能を追加するなど、外国人の方でも使いやすいように、ことみせウェブサイト内の「イングリッシュページ」をリニューアルしました。
また、お店のメニューやチラシなどの案内表示を多言語化する経費の一部を助成する「おもてなし多言語表記促進事業」を実施しており、商店街の活性化、あるいは地域経済の活性化につなげていきたいと考えています。
「ことみせ」英語版ホームページの充実
まだ食べられるのに捨ててしまう食品、いわゆる「食品ロス」をいかに減らそうかということで、いろいろ努力しています。今回、この「食品ロス」削減に向け、まだ食べられる食品をフードバンク団体を通じて福祉団体や福祉施設などに提供していく、「フードドライブ」活動を環境フェアで実施します。
国内では、まだ食べられる食品が年間約621万トン廃棄されています。区内でも、家庭から出る燃やすごみの約8万6,000トンのうちの5%程度が、食べられる食品であると推計されています。今度の環境フェアでは、ご家庭に残っている、まだ食べられる缶詰やインスタント食品などを持ち寄っていただいて、これを「フードドライブ」として事業者、福祉団体その他にお送りします。
環境フェアで「フードドライブ」を実施
28年7月に神奈川県の相模原で男が飛び込んでいって、施設に入所しているたくさんの方々を殺害しました。その後、すぐ江東区でも区内にある障害者施設を全部総点検し、警察へ全部連絡を行い、万が一の時にはすぐ対応していただくようにしました。
今回、そうした施設に安全対策の防犯装置を設置するための「障害者(児)施設安全対策整備費補助事業」を行うことになりました。対象は、警察と直接つながる電話の「110番直結非常通報装置」や「防犯カメラ」、「カメラ付きインターホン」、「人感センサー」といったものを設置する場合の補助を行います。補助額は、総事業費30万円未満は全額、30万円以上は2分の1の補助を行い、補助基準額は180万円となります。
区内には、117か所の障害者・障害児施設があります。この全ての施設を対象としており、ここまで実施するのは、23区では初めてとなります。
行政ができる補助はやるとしても、やはり事業者側もとんでもないことが起きてしまったら大変だなという意識を高めてもらわなくてはならない。そういった意味でマニュアルの作成を義務づけています。
5月30日に、区と第一生命保険株式会社との間で「高齢者・こどもの見守りに関する協定」を締結しました。どこの区も高齢者の数はどんどん増えています。江東区における高齢者の割合は21%を超え、14歳までの年少者人口は6万5,000人で総人口の12.9%です。
第一生命さんは、この江東区だけで200人ぐらいの営業の方が、毎日歩いているそうです。そうした方々が、何か異常があれば警察や区の方に通報するということを協定で締結しました。
特に、私はいつも思うのですが、無関心ほど悪いものはない。やはりこどもが1人で歩いていれば、心配と目を向けるとか声をかけるとか、そういったことをしっかりとやらなければいけない。みんなでいろいろなところに関心を持っていただきたいと思います。
待機児童解消に向けた緊急対策ですが、この4月1日時点における本区の待機児童数は322人、昨年の同時期と比べて45人の増加となってしまいました。29年4月の開設に向けて、9か所の認可保育所を新設するなど、結果として1,000人を超える定員を増やしましたが、残念ながら待機児童を減らすことができませんでした。本当に申し訳なく思っております。
この原因としては、前年度と比べ559人の申し込み者数が増えてしまっている、それが一番の原因だったと思います。そこで来年度に向けても、保育所の整備は1,000人以上という毎年の計画を進めています。最近の話では、白河に深川清掃事務所が残っていまして、これは東京都との約束で20年間、転用はできないということでしたが、小池知事になって、保育所をつくる場合にはその限りでないということになりました。早速、その深川清掃事務所の敷地を保育所にするべく、都と交渉して動き始めました。そのほかに、都立木場公園にも、国家戦略特区の活用によって、来年の4月に認可保育所を設置することとなっています。
また、保育所を作ろうと思っても土地がない、空いているビルがない、そのような状況です。今回、区報の1面(6月1日号)で区民の方々に声をかけて、空いている土地ありませんか?あるいは、空いているビルはありませんか?事務所はありませんか?区に貸していただけませんか?という募集を行います。区報は、ほとんどのご家庭に配っていますので、応募してもらいたいです。当然、都の固定資産税や都市計画税の減免制度を活用することができます。多くの区民の方に区報を見ていただいているので、「土地を貸してください」、「保育園をつくりたいんです」ということを区民の皆さんに訴えたいと思っています。
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