中学生期のこどもたち 第4回
ネットトラブルが心配
中学生になると、自分のスマホを持っているこどもの割合やSNSの利用率がぐんと上がります。親は、こどもが利用しているSNSの仕組み等を把握して、トラブルに備えておくことが大切です。
ネット利用の長所短所
進級・進学の新しい環境でクラスのLINEグループができるなど気軽にコミュニケーションがとれる一方で、絶え間ない通知に反応するためスマホを手放せなくなったり、言葉が違った意図で伝わり友達関係がギクシャクしてしまうことがあります。
こどもに多いトラブル
- 友達から仲間外れにされる、友達を仲間外れにする
- オンラインゲームなどに没頭し、日常生活や学業がおろそかになる
- SNSを通じて知り合った人と不用意に会い、犯罪に巻き込まれる
- 自撮り写真をネットに投稿し、ストーカー被害にあう
親ができること・対処法
インターネット上でトラブルに巻き込まれかけていても、親に相談しない・できないことから被害が大きくなるケースも少なくありません。普段からこどもとのコミュニケーションをしっかりとっておくことが大切です。
こどものアカウントの投稿を親も見ておき、親に言いづらい気持ちを理解しつつ、いつもと違う様子があれば声をかけましょう。親以外に相談できる窓口(行政・NPO等)を伝えておいたり、トラブルの事例を話しておくこともいざというときに役に立つかもしれないですね。
ネットの使い方に関してのルールも決めておきましょう。親の心配する気持ちを伝えてこども自身にも考えてもらい、一緒にルールを作るのもおすすめです。実際に会ったことのない人とはやりとりしない等、SNSでの付き合い方についても話し合いましょう。
スマホの機能「ペアレンタルコントロール」を使用し、ゲームやアプリの勝手なダウンロードを防ぐ「フィルタリング」でこどもにとって有害なウェブサイトを排除するのもいいでしょう。
スマホ以外で楽しめる時間を増やして、インターネットトラブルを防ぐ環境を作ってあげましょう。
【問合先】地域教育課社会教育担当 電話:3647-9676、Fax:3647-9274
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