交通政策審議会答申を受けての地下鉄8号線延伸に関する議長コメント

　令和3年7月15日、国土交通省の交通政策審議会答申「東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等について」を受け、榎本雄一議長がコメントを発表しました。

榎本雄一議長のコメント

　本日、国土交通省の交通政策審議会より「東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等について」が答申されました。

　地下鉄8号線の延伸は、築地市場の豊洲移転に当たって東京都が本区へ約束した事項の一つであり、我々区議会としても早期の実現に向けた取組を強く求めた上で移転を受け入れたわけでありますが、約束が履行されない現状に強い憤りと焦りを感じていたところです。

　事業主体や費用負担について踏み込んだ言及がされた本答申は、この現状を打破し、地下鉄8号線延伸に向けた課題を解決へと導く極めて重要な鍵になると認識しております。また、本答申において「早期の事業化を図るべき」と、その時期についても指針が示されたことで、今後、事業化に向けての動きが加速していくものと期待しております。

　改めて申し上げるまでもなく、地下鉄8号線の延伸は、本区のまちづくりをはじめ、臨海地域の更なる発展にも寄与する重要な路線であります。区議会としては、引き続き区民・行政と一丸となって、本区長年の悲願達成に向けた取組を進めてまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和3年7月15日 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　江東区議会議長　榎本　雄一