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更新日:2022年1月31日
竜巻等の突風災害は日本中のどこでも、季節を問わず発生しています。2000年以降だけでも、2006年9月の宮崎県延岡市、同年11月の北海道佐呂間市、2012年5月の茨城県つくば市において死傷者を出す被害が生じています。
また、竜巻は内陸部に比べ沿岸部で多く発生するといわれ、東京湾に面する本区においても、その発生や接近情報には十分に注意を払う必要があります。
竜巻注意情報は、積乱雲の下で発生する竜巻、ダウンバースト※等による激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断された場合に気象庁から発表されます。この情報の有効期間は、発表から1時間です。危険な気象情報が続く場合は、改めて情報が発表されます。
区のメール配信サービス「こうとう安全安心メール」から地震情報や防犯情報等の他に、竜巻注意情報も入手することが可能です。サービスの詳細は下記のリンクより該当ページをご参照ください。
※ダウンバースト:積乱雲から吹き降ろす下降気流が地表に衝突して水平に吹き出す激しい空気の流れ。
竜巻等の突風災害は局所的・突発的に発生するため、その発生時期や地域を正確に予測することは、現状の観測・予測技術では困難であるとされています。そのため、竜巻注意情報は比較的広い範囲(概ね一つの県単位)を対象に発表されますので、竜巻注意情報が発表された地域でも必ず竜巻などの突風に遭遇するとは限りません。
竜巻注意情報が発表された場合には、まず簡単にできる対応として、周囲の空の状況に注意を払ってください。さらに、空が急に真っ暗になる、大粒の雨が降り出す、雷が起こるなど、積乱雲が近づく兆候が確認された場合には、堅牢な建物に避難するなどの身の安全を確保する行動をとってください。
また、人が大勢集まる屋外行事や高所作業のように、避難に時間がかかると予想される場合には、気象情報や雷注意報にも留意し早めの避難開始を心がけてください。
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