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プレスルーム

報道発表資料

発表日:2023年8月10日

戦後78年、平和祈念パネル展「東京大空襲と学童集団疎開」開催中

戦争の惨禍を生きたこどもたちの声が聞こえる展示です

 砂町文化センター(北砂5)で、10日(木曜日)、平和祈念パネル展「東京大空襲と学童集団疎開」が始まりました。同展示は前期と後期に分かれており、前期は15日(火曜日)まで行われます(後期は江東区文化センターで16日から22日まで開催)。

展示会場の写真。江東区の平和記念宣言や学童疎開した各国民学校の生徒等の写真が掲げられており、中央の机には、関連書物がおかれている

焦土と化した東京の写真8点。江東区などの地域の、焼け野原となってしまった写真や、そこで生活する人々の写真が展示されている。

 第二次世界大戦(太平洋戦争)末期、昭和19年8月4日から、深川区・城東区の国民学校3年生から6年生の学童約12,000人が、戦火を逃れるため新潟・山形に疎開し、1年余り、家族と離れて旅館や寺院、集会所等でつらい生活を余儀なくされました(学童疎開)。

 その約半年後、昭和20年3月9日夜半から3月10日未明にかけて、江東区を含む下町地区一帯は東京大空襲で焦土と化し、卒業のために帰京していた江東区の国民学校6年生のこどもたちも大きな被害を受け、東京大空襲の犠牲者は東京都全域で7万人以上に上りました。

学童疎開となった各国民学校に関する説明パネルの写真。

東京大空襲当日に撮影された卒業記念写真。卒業を喜ぶかのような笑顔のこども達と教師が校舎の前のひな壇に立ち、集合している。

 会場には、疎開先で生活するこどもたちの様子を写した写真や、当時の、焼け野原となった東京の写真、こどもたちが学校で使用していた教科書のほか、焼夷弾の模型などが展示され、戦争の悲惨さと戦時下に生きたこどもたちの声が感じられる内容となっています。

学童疎開先で授業を受けたり、乾布摩擦をしたり、掃除をしたりするこどもたちの写真6点。

焼け野原となってしまった江東方面の航空写真。

緑色の焼夷弾の模型の写真。

 また、江東図書館(南砂6)には「学童集団疎開資料室」が設けられており、疎開当時の生活用品や手紙なども展示・公開されています(展示・公開時間は、江東図書館(電話:3640-3151)にお問い合わせください)。

 今年も8月15日に78回目の終戦記念日を迎えます。

 戦争の惨禍を二度と繰り返さないために、平和について考え、いつもと変わらない日常の尊さを感じる機会にしてください。

<平和祈念パネル展「東京大空襲と学童集団疎開」>

 期間:8月10日(木曜日)~15日(火曜日)

 会場:砂町文化センター 2階展示ロビー(北砂5-1-7)

 時間:午前9時~午後9時(初日は午後1時から)

 観覧料:無料

 

 期間:8月16日(水曜日)~22日(火曜日)

 会場:江東区文化センター 2階展示ロビー(東陽4-11-3)

 時間:午前9時~午後9時(初日は午後4時から、最終日は午後1時まで)

 観覧料:無料

関連リンク

平和祈念パネル展「東京大空襲と学童集団疎開」開催

https://www.city.koto.lg.jp/051101/somu/heiwa1.html

江東図書館

https://www.koto-lib.tokyo.jp/(外部サイトへリンク)

平和事業の推進

https://www.city.koto.lg.jp/051101/kuse/profile/sengen/5372.html

お問い合わせ

総務部 総務課 総務係 窓口:区役所4階5番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-4020

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