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更新日:2022年2月21日

平和事業の推進

平和事業

昭和20年3月9日夜半から10日未明にかけて行われた東京大空襲は、本区を含む下町一帯をわずか一夜にして焦土に変え、区内だけで数万人が亡くなりました。その絶望と苦しみの底から、本区はまさに奇跡的な復興を遂げ、日本全体も、平和で豊かな生活を享受できるようになりました。

しかしながら、世界に目を向ければ、民族紛争やテロなどは依然あとをたたず、飢えや砲火によって、今この瞬間にも尊い生命が失われているのが現実です。また、戦争を知らない世代が区民の大部分を占める現在、毎日の平和な生活の中で、わたしたちは、ともすれば過去の悲惨な体験を忘れがちになります。

江東区は、戦争の惨禍を二度と繰り返さないとの思いから、昭和61年12月13日、「江東区平和都市宣言」を行いました。また、その趣旨普及のため、さまざまな平和関連事業を行うことで、戦争の悲惨さと平和の尊さを皆様に訴えているところです。本区の平和事業が、次世代に戦争体験を伝え、皆様の平和に対する認識を深めていただくきっかけとなり、ひいては「真の恒久平和」実現への助けとなれば幸いです。

平和首長会議へ加盟

江東区は、平成24年7月1日をもって、世界の都市と連携し、核兵器廃絶を目指す「平和首長会議」に加盟しました。

平和首長会議とは、広島・長崎両市が中心となり原爆による悲劇が二度と繰り返されてはならないとの信念のもと、世界の都市が国境を越えて連携し、核兵器のない平和な世界を実現することを目的に昭和57年(1982年)に設立された会議体です。

加盟認定証

平和首長会議の詳細については、平和首長会議ホームページをご覧ください。

平和首長会議ホームページを開く(外部サイトへリンク)

 

 

「被爆樹木(アオギリとクスノキ)」を植樹しました。

区は、平成25年8月の平和首長会議総会において策定された行動計画の具体的取組である「被爆樹木の苗木の配付事業」に賛同し、本庁舎敷地内に、被爆に耐えて現在も生き続ける広島・長崎の被爆樹木の苗木(アオギリとクスノキ)を平和の象徴として植樹しました。

今後、この苗木を平和の象徴として大切に育てていきますので、区役所本庁舎にお越しの際には、是非このアオギリとクスノキを御覧いただき、平和の大切さを改めて感じていただければと思います。

広島の被爆樹木2世アオギリ

昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分、人類史上初の原子爆弾が広島市中心部に投下されました。原子爆弾の強烈な熱線と爆風、放射線により、街は一瞬のうちに破壊され、約14万人もの生命が奪われました。

この被爆アオギリ2世の親木は、爆心地から1,300メートルの距離で被爆しましたが、焦土の中でも芽を吹き返し、被爆者に生きる希望を与えました。

広島の被爆樹木2世アオギリ

平成28年(2016年)5月 【植樹時】

 

アオギリ2021

令和3年(2021年)8月 

長崎の被爆樹木2世クスノキ

昭和20年(1945年)8月9日午前11時2分、長崎市に人類初のプルトニウム型原子爆弾が投下されました。原子爆弾の強烈な熱線と爆風、放射線により、当時の長崎市の人口の3分の2が原子爆弾の犠牲となりました。

この被爆クスノキ2世の親木は、爆心地から800メートルの距離で被爆しましたが、焼けただれた山野の中で新しい生命の息吹を吹き返し、原爆の復興から立ち上がった人たちに大きな感動を与えました。

長崎の被爆樹木2世クスノキ2世

平成28年(2016年)5月 【植樹時】

 

クスノキ2021

令和3年(2021年)8月

平和祈念パネル展

江東区では、戦争や疎開の体験を風化させず後世に伝え、平和の尊さを区民の皆様に訴えるため、毎年3月頃と8月頃に平和祈念パネル展を開催しています。

平和母子像

母子像「希(ねが)い」は、東京大空襲の犠牲者の鎮魂と世界の恒久平和、安全を願い、永く忘れないために、昭和57年3月に区役所前に建立されたもので、背負っている子が成長した時も平和な日々であることを願うものです。

平和母子像

 

母子像「希(ねが)い」(区役所前)

いま語り継ぎたいあの日のこと江東区「平和の語り部」記録集を発行

先の戦争で空襲や疎開を経験した方々のお話が、一冊の本になりました。

区は平成17年度、区内各小学校で、戦争体験者が自身の戦争体験を通して子どもたちに平和の尊さを伝える「平和の語り部事業」を実施しました。本書はその内容を忠実に再現したもので、空襲や疎開の貴重なお話を、子どもたちに向けたやさしい語り口のまま記録しています。

広報広聴課(庁舎2階22番)にて有償でお配りしていますので、ぜひ一度お読みください。なお、価格は700円(税込)です。

「東京炎上 夜間大空襲」発行

「東京炎上 夜間大空襲」は、昭和20年3月10日の東京大空襲で逃げ惑う人々や燃えさかる町の様子を生々しく描いた貴重な体験記録です。 

 当時木場に在住し、都立第七中学校3年生であった山本鉱太郎さんが、空襲の翌年(昭和21年)に執筆したもので、この貴重な記録原稿を戦争の悲惨さ、平和の尊さを後世に伝えてほしいとの思いから江東区へ寄贈されました。

 山本鉱太郎さんは、後に放送作家から旅行作家となり、全国を旅し、数多くの作品を残しています。また、深川を題材にした執筆もしています。

 小冊子は毎年3月と8月に開催する「平和祈念パネル展」開催期間中に会場で配布(無料)しますので、他の展示とともにご一読ください。

 

夜間大空襲画像

「東京空襲犠牲者名簿」登載

東京都では、東京空襲で犠牲となった方々を追悼し平和を願うため、「東京空襲犠牲者名簿」を作成しています。名簿への登載は、遺族及び関係者からの申し出に基づいて行われています。関連リンクの東京都生活文化局ホームページをご参照ください。

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お問い合わせ

総務部 総務課 総務係 窓口:区役所4階5番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-4020

ファックス:03-3699-8773

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