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報道発表資料
発表日:2023年7月4日
区は、目の不自由な方など、視覚から情報を得たり、文字を認識したりすることが難しい方に向け、丁目ごとの浸水の深さや水害時の避難情報など、水害ハザードマップの内容を音訳した「江東区音声版水害ハザードマップ」を、6月7日(水曜日)、ホームページで公開しました。
地図情報の音訳と区ホームページでの公開は23区初であり、同内容を収録したCDも配布中です。
(CDは、6月12日に音声版区報「声の広報」の送付対象世帯に郵送したほか、対象世帯以外の希望者にも区河川公園課で配布しています)
近年、日本各地で大雨による水害が増えており、水害時の避難情報などを含む水害ハザードマップの情報の重要性が高まっています。
よって、同マップを目視で確認できない方などにも周知するため、他自治体の先行事例の調査や、視覚障害者へのヒアリング、そして社会福祉協議会・視覚障害者福祉協会・江東音訳サービスの協力を得て、作成しました。
(CDケースの表面には点字のシートが貼り付けられています)
収録内容については、水害が発生した場合の避難地図「江東区水害ハザードマップ」3種類(「洪水」・「大雨浸水(内水)」・「高潮」)と、区の治水の歴史などを掲載した「洪水高潮ブックレット」の情報を網羅したものとなっており、大きく「学習編」と「地図編」に分かれています。
「学習編」では江東区の地形の特徴や水害リスク、水害の歴史やメカニズム、水害への備え方、避難に関する情報などを学ぶことができ、「地図編」では、丁目ごとの浸水の深さや浸水継続時間、避難場所、地下鉄やアンダーパスなどの場所について知ることができます。
担当者は「文字の解読が難しい人は、視覚障害者に限らず一定数いる。区の他の事業においても、情報提供の仕方を一つに限るのではなく、色々な方法であらゆる方に情報が行き届くよう区を挙げて取り組みたい」「『江東区音声版水害ハザードマップ』の更新時はさらなる工夫を行い、加えて点字版のハザードマップも作成したい」とコメントしました。
「江東区音声版水害ハザードマップ」は以下のリンクからご聴取できます。
また、CDをお求めの方は、河川公園課工務係(電話番号 03-3647-2538)までご連絡ください。
江東区音声版水害ハザードマップ
https://www.city.koto.lg.jp/470601/hazard-map/audio-version.html
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