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更新日:2022年8月23日
売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずのものが廃棄物となることを「食品ロス」といいます。国によりますと、「食品ロス」が日本国内で年間522万トンといわれています。様々な取り組みで、前年度より48万トン減少しましたが、世界中の飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(年間約420万トン)をまだまだ大きく上回っています。
522万トンのうち247万トンが一般家庭からのものです。また、522万トンを国民1人あたりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分(約113グラム)の量を捨てていることになります。大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、「食品ロス」を減らすことが必要です。
(農林水産省・環境省令和2年度推計より)
フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、フードバンク団体等を通じて、広く福祉団体や施設などに提供する活動です。区では、区内常設回収場所と、「環境フェア」や「江東区民まつり中央まつり」のイベント等でフードドライブを実施しています。
フードドライブについて、詳しくは下記のページをご覧ください。
会食や宴会の際に食べ残しを減らすために「30・10運動」が広がっています。
職場や知人との会食・宴会から始めていただき、一人ひとりが「もったいない」を心がけ、楽しく美味しく、会を楽しみましょう。
乾杯後30分間
乾杯後30分間は席を立たずに楽しみましょう。
お開き10分前
お開き10分前になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
買い物に行く前には冷蔵庫の中を確認する習慣をつけることが大切です。
買い物リストを作る、スマートフォンで冷蔵庫内の画像を撮っておくなども買いすぎを
防ぐのに効果的です。
冷蔵庫の中の保管場所を決めておけば消費期限切れも防ぐことができ、
なくなったら買う「ローリングストック」もしやすくなります。
スーパーの陳列棚に並んだ食品。
つい賞味期限や消費期限が長いものを選ぼうと奥から取っていませんか?
すぐに食べるものならば、手前の商品から取り、
期限内に食べきれる分だけ購入するようにしましょう。
賞味期限は「おいしく食べられる期限」、消費期限は「安全に食べられる期限」です。
賞味期限が切れていてもすぐに捨てずに、まだ食べられるかどうか自分で判断することも大切です。
賞味期限 | 消費期限 |
---|---|
冷蔵や常温で保存がきく食品 |
長く保存がきかない食品 |
未開封で、正しく保存したときに、おいしく食べられる期限 |
未開封で、正しく保存したときに、安全に食べられる期限 |
自分の好きなもの、食べたいものはたくさん作ってしまいがちです。食べ残しは、せっかくお金を出して購入し、手間をかけて作ったものを無駄にしてしまうことになります。食べる分だけ作りましょう。
また、飲食店では、食べられる分だけ注文することを心がけ、食べ残しを防ぎましょう!
江東区では、食品ロス削減に取り組む飲食店を「江東区食べきり協力店」に認定し、
その活動を応援しています。
ぜひ、協力店舗をご利用いただき、おいしく楽しく食べきりましょう!
作りすぎてしまった献立は、別の献立に作り変えることで食べ残しを減らすことができます。
残りがちなカレーなどはチーズをのせてトースターで焼く「焼きチーズカレー」にリメイクすると、
味が変わっておいしく食べきることができます。
野菜の実と皮の間には栄養素が多く含まれています。できるだけ食べられる部分を廃棄しないようにしましょう。
例えばナスのへたなど、まっすぐに切り落とさずそぐように切るとへたの内側も食べられます。
トマトやニンジンのへたもまっすぐ切り落とさずに包丁の角を使ってくるっと一回転すれば、
へたの部分だけ取り除けます。
月に1回日を決めて、おうちの中で余っている食材を救出(サルベージ)してみましょう。
家にあるものだけで調理をし、食材を使い切れば、冷蔵庫や食品庫の中もすっきり。
気分もすっきりします。
【消費者庁のキッチン】
食べきりレシピを紹介するクックパッド「消費者庁のキッチン」です。
余ってしまった食材の上手な使い切りレシピや、料理のリメイク方法などを紹介しています。
ぜひご覧ください。
クックパッドの消費者庁のキッチン(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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