深川東京モダン館
江東区の観光・文化発信拠点
深川東京モダン館は、国登録有形文化財建造物「旧東京市深川食堂」をリノベーションした施設で、江東区全域を対象とした観光案内スペースとして、また、新たな文化の発信スペースとして活用しています。
開館の経緯と目的
旧東京市深川食堂(国登録有形文化財建造物)は昭和7年建築の関東大震災復興建築物です。戦後、職業安定所となり、昭和54年に区に移管された後は、内職補導所、福祉作業所として平成18年まで活用されました。
この建物は、東京という都市が近代化されていくきっかけになった関東大震災復興事業の様子や、当時の構造技術、建築デザインを伝える数少ない現存施設として歴史的価値を持っています。
竣工当時の姿をとどめる外観
施設の概要
施設の概要は以下の通り
所在地
〒135-0048 江東区門前仲町1丁目19番15号
都営地下鉄大江戸線/東京メトロ東西線
「門前仲町駅」3・6番出口より徒歩3分
電話
03-5639-1776
面積
建築面積168平方メートル、延床面積336平方メートル(2階建て鉄筋コンクリート造)
開館時間
午前10時~午後6時
(注釈)企画展等開催時は開館時間を延長する場合有り
(注釈)貸しスペースについては応相談
休館日
毎週月曜日
(注釈)但し、月曜日が祭日の場合はその翌日。
入館料
無料(2階はイベントにより有料の場合あり)
運営
江東区観光協会
館内のご案内
館内は3つのゾーンで構成されています。
1 観光案内ゾーン(1階)
テーマ別のマップと物産工芸品などが展示できるショーケースを備えた「まちあるきテーブル」を設置。見どころや食事どころを案内したカードによって、江戸・昭和・現在の地図を見ながらまちあるきをシミレーションできます。このほか、江東区の観光についてのパネル展示や区内名産・みやげ品等の物産販売も行います。
2 文化発信ゾーン(2階)
多目的スペースには本格的な展示に耐えうる可動壁面パネルと組立て式壁面パネルを設置。釘を打つことも可能で、重量のある作品にも対応できます。自主企画展や美術展を開催するほか、イベント、ギャラリー等の用途で貸出を行います。
3 保存ゾーン(階段室部分)
1階と2階をつなぐ階段室部分(建物西側)は建築当時の雰囲気を残す保存ゾーンです。使われているタイルの多くは当時のもので、近代東京の建物の特徴、歴史を身近に感じることができます。
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