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更新日:2021年11月22日

区政最前線~区長室から~平成30年12月

地震・豪雨・猛暑と続いた今年

「天災は忘れた頃にやってくる」。この言葉は、災害はその被害を忘れたころに再び起こるものだという警句として引用されますが、昨今の災害は忘れるどころか、被災の爪跡が残るうちに起きています。

今年の地震災害では、6月に大阪府北部地震が発生し、倒壊したブロック塀の下敷きになり尊い命が奪われました。区は直ちに公共施設および学校施設に設置しているブロック塀等の緊急点検を行い対応いたしました。9月の北海道胆振東部地震では山の斜面が崩れるなどして多くの犠牲者を出し、地震の影響で北海道全域が一時停電する事態となりました。

一方、近年は極端な気象現象が増加し、この夏、記録的な猛暑に見舞われ、熱中症患者が急増しました。また、活発な前線や猛烈な台風が数十年に一度といった記録的な大雨や暴風を各地にもたらし、人的被害・物的被害は甚大なものとなりました。これは、地球温暖化が影響している可能性があるといわれており、温暖化が今後も進行すれば、さらに気温の上昇や豪雨の発生数が増加すると予測されています。

区では効果的な防災・減災対策を進め、災害から区民の生命と財産を守ることを最優先して取り組んでいますが、災害に備えては、皆さん一人ひとりが自主的に防災に対する意識を高めていただくことが最も重要です。家族や地域、職場などで話し合って防災対策を講じておくことをお願いいたします。

今年も残り少なくなりましたが、お体に気をつけて健やかにお過ごしください。来年は平穏無事な年になってもらいたいと心から願っております。

 

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 広報係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2299

ファックス:03-5634-7538

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